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2012/01/18

大阪市長:西成に免税特区構想 子育て世帯呼び込み (わが故郷のこと)

 ボクはこの地で育ったと書いたらFBで「いいね」を何人からかいただきました(笑い)。

大阪市長:西成に免税特区構想 子育て世帯呼び込み(毎日新聞)

 大阪市の橋下徹市長は18日、市内24区で生活保護率や高齢化率が最も高い西成区の一部地域で、大阪府外から転入する子育て世帯の市民税などを一定期間ゼロにする「特区構想」を明らかにした。日雇い労働者の街「あいりん地区」などを想定し、子育て世帯を呼び込むことで街を活性化させる狙い。橋下市長は自身が区長を兼務する「直轄区」とすることも念頭に置いているが、突出した優遇措置には、既に住んでいる西成区民ら市民の不公平感を招く恐れもありそうだ。
 橋下市長によると、免除する税目は市民税や固定資産税を想定。所得制限は設けず、転入する全ての子育て世帯を対象とする。また、子どもが私立の小中学校に通う場合、助成措置も実施する。この他、保育所など子育て施設の拡充もしていく方針。……

 正確にいうと、ボクの家は、阿倍野区と西成区とちょうど境の阿倍野区側にあった。だけど、戸籍上の祖父の家(その時代のこの地域のことなので、血縁があるのかは定かでない)が西成側の山王町、いわゆる飛田というところにあり、小学校の学区も1つで、ここは遊び場のだった。山王町は、いわゆるあいりん地区の東側にあたる。もとろん、とても汚い町だった。そして、暴力団やいわゆるおカマのおねえさん?がウロウロしていた。何年か前、親父が死んで、いろいろな整理にこの地に行ったのだが、阿倍野区側は、すでにこの地域の再開発で、ほとんど跡形なく変わってしまっている。しかし、西成側は、まったく手つかずだった。もちろん、飛田を囲む外壁も残されている。より暗い風景になったという印象だったと思う。
 子どもの頃の思い出は、当時、浮浪者ってよばれていたホームレスの人がたくさんいたことだろうか。そして、冬には、行き倒れて凍死する人も少なくなかった。この地の住宅は、いわゆる長屋で、共同炊事、共同便所のところも残されていた。芸人横町みたいなところもあったなあ。それから、どれだけ、この地は変わっただろうか。だれかさんがFBでじゃりんこチエのことを書いていたけれども、じゃりんこチエを読むと、いつも山王町の夜店と(たしか三のつく日にやってたかな)、ホルモン焼きを思い出すなあ。
 もちろん、町が活性化することはいいことだ。だけど、町には歴史もあり、経緯もある。そこをていねいにみて、そこに住んでいる人が幸せになるような方向にすすまないと悲劇になる。とくに寄せ場といわれる、この地にやってくる人は、他で生きるすべがない、この地でしかそれを見つけられなかった人も少なくない。人をよぶような政策をかかげることで、そういう人たちが排除の対象になりわしないかと、心配だけが先行する。大学の先輩でもある吉永純さんが、この記事で、「西成区が抱える問題は一筋縄では解決が難しい。優遇措置で若い世代を呼び込むという外からの視点だけでなく、日雇い労働者への支援やあいりん地区のまちづくりなど地域で地道に活動してきた人々と協力し、それを継続、発展させる形での施策展開が求められる」とコメントしているが、この地に生きる人への支援を第一義的に考えてほしいと、そう思うのだけれども。

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