福島原発、自主避難賠償は実費で 指定区域外の住民訴え
なんなんだろうな、これは。
福島原発、自主避難賠償は実費で 指定区域外の住民訴え(共同通信)東電福島第1原発事故で、国が指定した区域外から福島県外に自主避難した住民が5日、東京都内で記者会見し、自主避難者に対する賠償は引っ越し代や離散家族の交通費など実費とするよう訴えた。
文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会のこれまでの議論では「見舞金程度の低額支給にとどまる恐れがある」と懸念。支援団体とともに約2600人分の署名を審査会事務局などに提出した。
福島市からさいたま市へ、小学生の子ども2人と避難した主婦(41)は「福島に残った夫と二重生活。お金の余裕はなかったけど、子どもを守りたい一心」。夫が子どもに会いに来る費用など賠償してほしいと訴えた。
福島県も今後の避難者の家賃補助を打ち切るとかいうニュースも流れていた。結局、自主避難は自己責任なのか。
だけど、よく考えたいのは、自主避難への賠償をしないというのは、残った人のさまざまな困難にも賠償をしないということを意味する。結局、賠償そのものを徹底して、限られたものにしたいという思惑だけが見えてくる。
賠償のあり方は、今後の原発行政のあり方そのもの左右する。東電、政府、原発共同体そのもの責任を問うのか、責任を制限するのかということが問われるわけだからねえ。
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