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2011/12/03

沖縄の怒りをお荷物とは――防衛相低頭、知事淡々 会談わずか8分

 何もわかっちゃいない、というかわかろうとしない。何ということなのだろうか?

防衛相低頭、知事淡々 会談わずか8分(沖縄タイムス)

 田中聡前沖縄防衛局長の女性と沖縄を侮蔑した発言に続き、米軍基地の整理・縮小のうねりの源流となった米兵暴行事件に関する認識不足を露呈した一川保夫防衛相。2日、仲井真弘多知事との面談で謝罪した言葉は、沖縄の基地問題に正面から向き合おうとするものではなかった。県庁前での抗議集会では「何度来ても無駄な行為」と怒号が響いた。
 予定時間より早く県庁に着いた一川防衛相は唇を固く結び、こわばった表情で静かに知事応接室に入った。
 ソファに浅く座り、入り口を見つめて仲井真知事を待つ間の長い沈黙。窓の外からは抗議の声が漏れ聞こえた。
 仲井真知事が姿を見せると、立ち上がって深く頭を下げた。知事に「おかけください」と促され、心もとなく腰掛けた。
 防衛相は言葉を選びながら「県民の皆さんの心を大変傷つけた。心からおわびしたい」。両手はそわそわとひざをさすった。
 仲井真知事は「極めて、極めて遺憾」「県民の尊厳を傷つけ、怒りを覚える」と淡々と語った。「きょうはこのぐらいで」と会談を切り上げたのはわずか8分後だった。
 一川防衛相は県議会へ。
 「6歳の少女が強姦(ごうかん)、殺害された。1週間後には9歳の子どもが家族と一緒にいるところを連れ去られ、強姦された」。県議会の高嶺善伸議長は、ここまで話すと涙で声を詰まらせた。
 米民政府統治下の1955年に起きた「由美子ちゃん事件」をはじめ、特に女性の人権が踏みにじられてきた沖縄の戦後史。小さな孫が9人いる議長は、悔しさで感情を抑えられなかった。

 知事の怒り、県議会議長の憤り、沖縄県民全体の思いが伝わってくる。普通は、だけど、これらの政治家には、どうにも通じないのが実際なのか。

 一川は、知事に次のように言ったという。
 「おわびのごあいさつをしたい。(前)田中防衛局長の発言、29日の報道に接して大変なショックを受け、県民の心を大変傷つけた由々しき出来事ではないかなということで確認した結果、本人の発言は全く不適切であり、許しがたい発言であった。
 積み上げてきた沖縄県との信頼関係を損なう内容をはらみ、彼に沖縄の仕事をさせるわけにはいかない、全く弁解の余地はないと29日付で更迭した。信頼回復は並大抵ではないかもしれないが防衛省・自衛隊の任務に深いご理解をいただきたい。
 私は大臣に就任して日が浅いが、できるだけ円滑な話し合いで物事を進めたいと今日まできた。今回の発言で大変大きなお荷物を背負うことになったが、懸案事項に一生懸命努めたい。
 95年の少女乱暴事件、私はあの事件は国会の公式な委員会の場で詳細に説明する事案ではないと思い、ああいう発言になってしまったことはおわびしなきゃならんと思っている。しかし、沖縄の米軍基地の整理縮小という大きなきっかけにつながった痛ましい事件ということは十分承知している。
 野田総理大臣も知事さんによろしく伝えてということで、知事さんのお怒りも大変だと思うが、ひとつまたご理解とご指導をお願いしたい。」(琉球新報)
 沖縄の怒りはお荷物なのか!
 沖縄は絶対に許さない。

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