議員定数削減、通常国会で決着…首相が明言
いろいろ危険な動きは軽視できない。弱った政権を、何をもって浮上させるのかという問題もある。
議員定数削減、通常国会で決着…首相が明言(読売新聞)野田首相は21日午後、国会内で開かれた民主党両院議員懇談会であいさつし、「議員定数の削減は来年の通常国会の早い段階で決着をつけたい」と述べ、通常国会で消費税率引き上げの関連法案を成立させる前に、国会議員の定数削減を実現させる意向を示した。
だけど、絶対に、政党助成金の削減は言わないねえ。それがまず先だという上野千鶴子先生の主張は正しいなあ。それをすりかえて、国会議員を減らす選択を迫り、しかも、想定しているは多様な民意っていうわけかあ。これほど、民主主義に敵対する方向はない。
しかもねえ、国会の定数問題の議論では、小手先の不均衡の是正だけではなく、そもそも問題の多い、小選挙区制を何とかしようという議論がなされている。削減を前に出すことで、こういう議論を封じ込めようという大政党の思惑も感じられるようなあ。
これは絶対に許せません。
ところで家政婦のミタの最終回。自分を迫るのが新自由主義が席巻するいまの時代の心象風景ならば、そこを切り取りながら、家族や絆を求めるのも、今の心象風景ってわけね。という感じだけど。
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