« ちいさいひと 青葉児童相談所物語 | トップページ | 次期戦闘機はF35、政府決定へ 12年度予算で4機取得 »

2011/12/12

被災地中学 不登校約120人

 この問題は、よく考えなきゃいけない問題。震災からもう9カ月。9カ月だよ。だけど、被災地に広がっている現状はどうなのか。もう年も変わろうとしている。

被災地中学 不登校約120人(NHKニュース)

 東日本大震災で被災した福島、宮城、岩手の3県の中学校では、震災以降に家庭環境の変化などの理由で、少なくとも120人近い生徒が学校に通えない「不登校」の状態にあることが、NHKが行った調査で明らかになりました。
 NHKは、震災から9か月に合わせて、被災地の子どもたちのおかれた実態を知るために、先月、福島、宮城、岩手のすべての公立中学校582校にアンケート調査を行い、77%に当たる448校から回答を得ました。この中で、3月11日の東日本大震災以降に、学校に通えない「不登校」になった生徒がいるかどうか聞いたところ、全体の1割を超える60の中学校が「いる」と答えました。震災以降に不登校となっている生徒数は、福島が46人、宮城が39人、岩手が34人で、3県で少なくとも合わせて119人に上っていました。震災後、国などは子どもたちの心のケアに当たるため、教員やスクールカウンセラーを増やす対策をとっていますが、生徒の不登校の実態が明らかになるのは今回が初めてです。不登校の生徒がいる学校に、その理由について複数回答で聞くと、震災による親の失業や繰り返された避難生活など「家庭環境の変化」が最も多い53%、次いで津波や放射線被害による「転校」が31%、「授業の遅れ」が5%でした。不登校の生徒がいる学校の支援に当たる福島大学の鈴木庸裕教授は「震災から時間がたっても先行きがみえず、学校に通う意味を見いだせなくなっている子どもたちが増えている。将来の見通しを持たせるとともに、深刻化する家庭の問題は、学校だけでは解決できないので関係機関と連携して取り組むべきだ」としています。

 学校が、そもそも安心できる関係を紡げるような状況にはなっていないということがある。もちろん、これは、震災前からいろいろな問題をはらんでいたのかもしれない。だけど、それがあらわになっている。だから、学校への支援は緊急な課題だ。
 と同時に、この子育ての世代の不安定さが、震災で一気にの深刻化したということもできる。経済的な問題を含め、家庭そのものが安定できるような特別な方策のこの世代に手を打っていく必要性もあるようにも思える。

 同様に、次のような調査結果もある。

被災地中学校 “学業に影響”6割(NHKニュース)

 東日本大震災から11日で9か月です。NHKが岩手、宮城、福島の被災3県の公立の中学校に先月、アンケート調査したところ、6割の学校が震災や原発事故で「学業に影響がでている」と回答し、そのうち半数近くが「学習に遅れが出ている」と考えていることが明らかになりました。…

 きめ細やかな対応ができないような社会だとは思いたくないんだけれどなあ。そんなに、この社会には力がなくなったのだろうか? そうでないなら、なぜ、こうしたことが後回しにされたり、見過ごされたりするのだろうか?

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« ちいさいひと 青葉児童相談所物語 | トップページ | 次期戦闘機はF35、政府決定へ 12年度予算で4機取得 »

政治」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/53471233

この記事へのトラックバック一覧です: 被災地中学 不登校約120人:

« ちいさいひと 青葉児童相談所物語 | トップページ | 次期戦闘機はF35、政府決定へ 12年度予算で4機取得 »

無料ブログはココログ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30