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2011/11/20

新入社員の健全で脆弱なノンエリート意識

 ここ3日ほど、若者のいろいろな話を聞く機会があった。若者がものすごくまぶしい。すごく力をもっている。共感しながら、いろいろ考えた。
 FBで、ちょっとした若者論の議論があった、古市さんの新著をめぐる議論だけど。ボクは、上野先生は、評価しているのだけど、古市さんの書くものは、いまのところあまり評価しない。斜めから論じるっていうのは好きじゃないし。それはそうなんだけど、若者論は難しい。

 たとえば、最近の、熊沢先生のエッセイ。これはみなさんはどう読むんだろうね。
 肝はやっぱり、「現実には、少なからぬ若手正社員が、ほどなく「即戦力」のノルマ達成競争に巻き込まれ、超長時間労働を余儀なくされ、ハラスメントとの境界も曖昧な上司の指導・督励に心身を疲弊させて辞めてゆく。あるいは従業員よりも早く終身雇用に固執しなくなっていた経営側によって選別排除されてゆく。その実質上の解雇を「自己都合退職」と言いくるめられたりもする。上のようなノンエリート主義は、こうした状況に抗いうるほど強靱ではないのだ。端的なエピソードをあげれば、POSSEの08年街頭アンケートが明らかにしたように、若者労働者の実に76%は、明らかに非合法な働かせ方に対して泣き寝入りしてしまうという」にある。
 企業に左右されないでいきたいという健全さ。だけど抗しきれない。そういう意味では、一筋縄ではいかない。古市さんもほんちとうはそれが言いたいのなら、そういえばいいのだけれどもねえ。

 ボクはありのままを共感したい。だけど、楽観せず、課題も見据えた。だけど、その解決の原動力は、若者そのものの実態の中にあるのでしょう。そこを見抜く力を広げたい。決して、漠然としたものではなく、リアルなその世界からはじまるのだと思うんだけど。

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