« 八重山の署名のオンライン署名がはじまりました | トップページ | 原発避難住民:「戻る気ない」27% 34歳以下は5割強 »

2011/11/09

生活保護、過去最多の205万人 戦後のピーク上回る

 先日、少し紹介したけど、今日、正式なデータの発表があった。

生活保護、過去最多の205万人 戦後のピーク上回る(共同通信)

 厚生労働省は9日、全国で生活保護を受給している人が今年7月時点で205万495人となり、過去最多を記録したと発表した。これまでは1951年度(月平均)の204万6646人が戦後の混乱の余波で最も多かったが、長引く景気低迷の影響で60年ぶりに記録を更新した。
 生活保護の受給者は、バブル景気だった80年代半ばから減少したが、95年度の月平均約88万人を底に再び増加。2008年秋のリーマン・ショックを機に失業者の受給で激増し始め、ことし3月に200万人を突破していた。高齢化や東日本大震災の影響で今後も増えるとみられる。

 データそのものはここ。

 この増加をどうみるのか。財政を圧迫するだとか、生活保護の増加そのものが問題であるような論評があるのに対して、生活保護問題対策全国会議が「利用者数の増加ではなく貧困の拡大が問題である~「生活保護利用者過去最多」に当たっての見解~」を発表した。参考になるので、リンクをはっておく。また、日弁連も「生活保護利用者数が史上最多となったことを踏まえ、生活保護制度のより一層の活用を求める会長声明」を発表している。そもそも、最後のセイフティネットとよばれる制度だけに、社会全体に貧困が拡大するれば、生活保護が拡大するのは当然で、むしろ、健全でもある。
 しかも、財政圧迫と言われるが、少し長いスパンで見れば、生活保護が効果的に運用されれば、自立がすすみ、経済の活性化につながる。もし、生死をさまようような危機が広がってしまえば、別の社会的なコストもかさむはずで、その議論も必ずしもただしいとは思えない。
 問題なのは、貧困をなくす対策を、貧困の原因の除去と、貧困にある人への支援とを同時におこなうことなのだと思おうし、そのことが問われ続けているということ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 八重山の署名のオンライン署名がはじまりました | トップページ | 原発避難住民:「戻る気ない」27% 34歳以下は5割強 »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/53203510

この記事へのトラックバック一覧です: 生活保護、過去最多の205万人 戦後のピーク上回る:

« 八重山の署名のオンライン署名がはじまりました | トップページ | 原発避難住民:「戻る気ない」27% 34歳以下は5割強 »

無料ブログはココログ
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30