「教科書無償給付を」 町民の会が集会、竹教委に「屈するな」と要請
「教科書無償給付を」 町民の会が集会、竹教委に「屈するな」と要請文科省に大臣発言撤回求める
八重山地区の公民教科書問題で、竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会(仲村貞子世話人代表)は13日夜、「竹富町の子どもに教科書無償を求める町民集会」を西表上原多目的集会所で開き、東京書籍版公民教科書の無償給付を求める集会アピールと要請決議を採択、14日に中川正春文科相らに送付した。仲村世話人代表らは同日、竹富町教育委員会を訪ね、「町教委と県教委の判断を断固支持する。文科省の不当な介入に屈せず、竹富町の主体性を堅持」するよう慶田盛安三教育長に要望した。
教科書問題をめぐり、町内で集会が開かれるのは初めて。文科省の対応を糾弾し、町民の意思を内外に発信しようと、教員やPTAら町民70人余が参加した。竹富町を無償措置の対象外とする文科省見解に「憲法二六条に反する」と抗議し、「法の下に平等原理に反する文科省の見解と指導に断固反対し、教科書有償化を絶対認めず、無償給付を求める」と宣言した。
要請決議のあて先は文科省、県教委、県議会、町議会、町教育委。文科省に対しては、9月8日の全員協議が「八重山郡民多数世論の下に民主的に決められた解決策」と訴え、「県教委の努力と成果を踏みにじり、竹教委に法的瑕疵(かし)があるかのような対応を示しているのはお粗末」と批判、大臣発言の撤回を要求している。両議会には文科省に抗議するよう求めた。
仲村世話人代表や母親代表の村田美樹さんらが14日、町教委を訪れ、慶田盛教育長に要請文を手渡し、「運動をもっと広げる。一緒に頑張りましょう」と激励。議会には事務局に文書を届けた。
慶田盛教育長は「町教委の気持ちを町民が受け取ってくれた。頑張ろうという気持ちをますます強くした」と感謝し、「答申が教育委員会の採択権を束縛できるのか。憲法二六条は義務教育を無償としているのに、竹富町だけ有償とするのは分からない。4月は目の前。子どもたちには、大人のいがみ合いではなく模範を示すべきだ」と話した。
町民と教育委員会が一体となってのとりくみは、ちょっと心を打たれます。それにたいし、結局、文部科学省がとった方向は、時間切れによる竹富の無償化排除と、石垣、与那国の育鵬社採択ということです。まったく、沖縄でおこなわれていることを踏みにじる方向です。竹富の怒りは、沖縄の怒りです。23日には、県民集会も予定されています。最後まで、あきらめずに沖縄に連帯していきたいと思います。
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