「枯れ葉剤」か 米軍文書見つかる
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「枯れ葉剤」か 米軍文書見つかる(沖縄タイムス)ベトナム戦争が激しさを増していた1966年、米軍が当時最新の除草剤の取り扱いを指示する目的で沖縄、フィリピン、台湾に派遣した視察団の報告書が3日までに見つかった。専門家はベトナム戦で使用した枯れ葉剤(オレンジ剤)との関連性を指摘している。
空軍省の同年9月8日付け報告書「リポート・オブ・スタッフビジット フィリピン、台湾、沖縄」によると、海空軍の合同視察団は化学薬品の安全性と効率性を高める目的で、8月7~24日の期間中にフィリピン、台湾、沖縄を訪問した。県内は嘉手納基地など3カ所を訪れている。枯れ葉剤問題を取材している英フリージャーナリストのジョン・ミッチェル氏が入手した。
報告書は化学薬品の品目には触れていないが、除草剤を示す「herbicides」の用語を使い、「今や使用できるようになった害虫や雑草管理のための最新薬品」と記述している。
英科学誌「ネイチャー」(2003年4月号)によると、猛毒ダイオキシンが含まれた「オレンジ剤」が使用されたのは65年~70年で、報告書が作成された時期はベトナム戦で使用を開始した直後にあたる。沖縄については「言葉の問題により通訳が必要となる」と報告しており、日本人基地従業員が、何らかの形で関与させられた可能性もある。
米軍はベトナムでの枯れ葉剤散布の目的を伝染病予防のための害虫駆除と説明していたが、実際には北ベトナム勢力の補給路寸断や農業基盤の破壊が狙いだった。枯れ葉剤には発がん性や催奇形性が指摘される猛毒のダイオキシンが含まれ、ベトナム人の被害は300万人余りに上る。……
記事に紹介されていたけれど、新原さんは、「米軍は当時、枯れ葉剤(オレンジ剤)を含めた意味で『herbicides』の用語を使っていた。報告書だけでは沖縄での枯れ葉剤使用を決定づけることにはならないが、状況から判断して県内で、使用された可能性の高さを裏付ける貴重な資料だ」と言っている。沖縄の米軍基地が、歴史的にどのような目的でつくられて、どのような役割をはたしてきたのかを物語る話である。だから、我々は、沖縄に米軍基地はいらないと主張するわけでもある。
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