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2011/10/29

学びサポート全国実践交流会

7 今日は、午前中からなくそう!子どもの貧困ネットワーク主催のこの集会。最初は、高校入試の学習支援を広げるような感じではじまった印象があったのだけれども、子どもや若者の学びと成長の支援のとりくみとして、豊かで、多面的な実践を集めた、ある意味では画期的な集会としてとりくまれた感じ。主催者には敬意。
 午前中は全体集会。5つの報告。これまで、文章で読んだり、映像でみたり、直接話を聞いたことがある、釧路のとりくみは、ほんとうに汲みつくせないほどの教訓がありそう。札幌のとりくみは、学校を巻き込み、ここまでアウトリーチはきたのかと。京都の山科醍醐は実は、はじめて聞く。おやこ劇場を母胎に、こういう運動の発展があるのか。地域にねざしたとりくみがすごい。東北の大学院生は、この前本で読んだばかり。滋賀の学生たちの学びサポートも初めてきく。学生たちの取り組みを、聞きながら、やはりボクらの世代では、地域実践系のサークル、セツルや学ボラ、部落研などの活動を思い浮かべる。共通したもの、しかし、違うこともいろいろ。でも、かつての地域実践系のサークルの活動は、ちょっと光が当たってもいいかもね。
 午後は、「学びなおし」の分科会に参加。ゆずりはの高橋さんは、自立支援ホームあすなろ荘のとりくみから、そこでは、汲み尽くせない、児童養護の出身者の学び直しのとりくみについて。かしわ塾は、新宿の母子支援施設のとりくみ。ここは本当に困難な人に寄り添う。沖縄のおばちゃんの実践は、不登校の学習サポートから、通信制高校の学習センターの建設、自立塾からサポステと多岐にわたる。経済的に困難な沖縄のとりくみはこういう努力によってきりひらかれてきたと痛感。そして、埼玉のユースネット。
 全体として、若い人たちの参加が多く、そういう人たちが運動を担い始めているということはとっても大事だし、子どもたちとともに学びあう姿は可能性を感じさせてくれる。そもそも、教育が文化的なとりくにであるというのなら、それは人間の関係性のなかでとりくまれてこそだ。子どもの発達は、関係性のなかでこそある。としたら、この貧困の運動のなかで、子どもたちが、共感しあえる一番近い大人としての若者のともにあるというのは特別の意味をもつのだろうと思う。
 だけど、そういう貧困の運動の実践には、もう一つの面がなければいけない。それは、政治への異議申し立てといえばいいのだろうか。政権が、多少なりとも貧困の克服にむかおうとしているときとは違い、社会保障制度全体の改悪がもくろまれているとき、どのように議論すればいいのか。もちろん、当事者を軸とした幅広い運動であるべきだから、あくまでのその合意こそがだいじだけれども、一方で、立ちはだかっているものへの認識が、もう少し深まっていってもいい感じはする。そういう意味で、それぞれの運動が抱えている困難をもっと赤裸々にだしあってもいいような感じはするのだけれども。
 ただ、若い人たちが、年輩の人は何でも背負おうとして暗いと指摘したのには、なるほどと思った。たしかに、やたら使命感が強くってねえ。だけど、背負っているものはたしかに大きいからなあ、などとの考えたりする。
 さて、運動の外から、いろいろ手を考えるボク的には、どのようにうけとめましょうか? そういろいろ考えた一日。

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