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2011/10/12

キャタピラー

315x210 うーん。戦争の加害を描いたり、戦争神経症のような事例を正面から描いたりするところは、評価ができるけれども。戦争に振り回され、その中で踏みにじられた夫婦が、どのように生きなければいけないのか、ものすごく生々しいテーマではあるけれども。
 これだけ、背景にしても、情景にしても、捨象して、いわば話を抽象化というか、単純化すると、ちょっと気持ちが入り込めないところがある。それでこそ、表現したいテーマがあるのかもしれないが、ボクは入り込みづtらい。それに、やっぱり、夫の戦場の話と、妻の葛藤はまた違う話でもある。さらに、最後の元ちとせの見事な歌「赤い女の子」のテーマも、また少しずれている。大まかに戦争のおろかさといわれればそうだけど。
 うーん。意欲作だろうけれどもね。ボクは、人間を、もっといろいろな面から、複合的に描くことのおうが好きなんだけれども、ねえ。

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