国境の海 日中 知られざる攻防
10日ほど前のNHKスペシャル。やっと見た。
中国とどう向き合えばいいのか。今後日中関係はどうなるのか。2週連続で放送する。
この数年、中国海軍が活動を活発化させている東シナ海。この日中双方の国境防衛の最前線は、これまで何が起きているか分からない“空白”の海域 だった。
アメリカに次ぐ世界第2位と言われる軍事費をつぎこみ、空母保有に乗り出した中国は、何を考え、何を目指そうとしているのか。“国境の海”をめぐ る中国の思惑を探る。
考えさせられるのは、中国と日本のあいだの軍事の問題は、国境の対応(領土の問題)というのは、あくまでも部分で、実際の問題はより大きな問題だということだ。だから、実は、中国の日本への軍事的な動きがさまざま報じられているが、実際には、同じように、日本の自衛隊の対中の軍事的な対応の強まりもやはり、大きい。しかも、日本の動きは、アメリカと一体で、そこについては実際には分析されていない。
しかし、軍事的対応の押収というのは、歯止めはない。中国の軍事的な対応の拡大というのは、やはりなかなか説明のつかないスピードでおこなわれているのも事実であり、そこはよく見ておく必要があることは否定できない。だけどそれでも、たとえば空母一つをとっても、日本における軽空母建設ラッシュから、いよいよ2万トンクラスの22DDH建造につきすすんでいることも忘れてはいけない。
結局、外交を通じての対話と問題解決こそが、本道だといういうことを痛感させられるのだけれども。だけど、その外交は見えない。尖閣の一連の事態の後の、前原や枝野の対応をみてそう思う。むしろ、この番組が取り上げていた、人民解放軍の幹部と元自衛隊の幹部の対話で、信頼を強めようという動きは救いか。それはそれで、とても変な話なのだけれども。
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