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2011/09/16

二審も都議らに賠償命じる=教育内容「現場に広い裁量」-養護学校性教育訴訟・東京

 これもやっぱりうれしいニュースだな。

二審も都議らに賠償命じる=教育内容「現場に広い裁量」-養護学校性教育訴訟・東京(時事通信)

 東京都立七生養護学校(日野市、現七生特別支援学校)に勤務していた教諭らが、知的障害児に対する性教育の授業を批判され、精神的苦痛を受けたとして、都議ら3人と都などに約3000万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(大橋寛明裁判長)は16日、都議ら3人と都に210万円の支払いを命じた一審判決を支持し、控訴を棄却した。
 都側は、同校の授業内容は学習指導要領に違反すると主張したが、大橋裁判長は「指導要領は最小限度の基準で、教育内容は要領の大枠を逸脱しない限り、実践する者の広い裁量に委ねられている」との判断を示した。特に養護学校では、現場の創意工夫に委ねる度合いが大きいとして、都側の主張を退けた。
 その上で、視察時に「感覚がまひしている」と教諭らを批判した都議らの発言は侮辱行為であり、教育への不当な支配に当たると指摘。教諭らに対する都教委の厳重注意も違法とした。…

 いろいろ論評するより、原告などの声明からね。

七生養護学校「こころとからだの学習」裁判原告団
七生養護学校「こころとからだの学習」裁判弁護団
七生養護学校「こころとからだの学習」裁判を支援する全国連絡会

  本日、東京高裁民事第2部(大橋寛明裁判長)は、七生養護学校「こころとからだの学習」裁判の控訴審判決を言い渡した。
 判決は、原判決(東京地裁民事24部2009年3月12日判決)に続いて、七生養護学校の教育に介入した都議の行為とこれを黙認し厳重注意処分を発した都教委の行為を違法として損害賠償を命じた原審を維持する判決を言い渡した。
 判決は、学習指導要領について、基準性を拡大して、「一言一句が拘束力すなわち法規としての効力を有するとすることは困難」として「教育を実践する者の広い裁量」を強調し、知的障害養護学校の学習指導要領について、「各学校の児童・生徒の状態や経験に応じた教育現場の創意工夫に委ねる度合いが大きいと解することができる。」(80頁)と述べた。また、教育委員会の権限についても「教員の創意工夫の余地を奪うような細目にまでわたる指示命令等を行うことまでは許されない」(77頁)と述べている。
 そして、今回争点になった「からだうた」にペニス・ワギナという言葉が含まれている問題、性交、コンドームの使用についても具体的に検討したうえ、「本件性教育は学習指導要領に違反しているとはいえない」と明確に述べた(87~88頁)。
 今回の判決でその余の請求がみとめられなかったこと、都教委の教育内容への介入の余地を認めたことは遺憾であるが、本件都議や都教委の教育内容への介入についてふたたび違法だと判断され損害賠償が命じられたことの意味は大きく、私たちはこの判決を高く評価する。
 都議らや都教委は、この判決を受け入れ、今後このような介入を行わないことを強く求めるものである。
 また、これまでのみなさんのご支援に感謝するとともに、今後ともご支援いただけるようお願いする。

 よかったです。

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