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2011/09/13

首相所信表明、「国家の危機」力説 野党協力狙い低姿勢

 仕事は通常モードに。まあ、ボチボチですねえ。
 今日から、国会。その対策もすすめつつ。

首相所信表明、「国家の危機」力説 野党協力狙い低姿勢(日経新聞)

 野田佳彦首相は13日午後の所信表明演説で「国家の危機」を力説し、参院で与党が過半数に達しない「逆転国会」で野党に協力を呼びかけた。勝海舟の言葉も借り「正心誠意」を強調、野党に低姿勢で臨む方針も鮮明にした。国会召集日まで会期が決まらない異例の幕開けとなり、首相が重視する与野党の政策協議もまだ見通せない。
 「歴史的な国難から日本を再生していくため、この国の持てる力のすべてを結集しよう」。首相は日本が直面している東日本大震災と世界的な経済危機の2つの危機を克服していくため、与野党の歩み寄りを繰り返した。
 2つの危機に対処する2011年度第3次補正予算の編成作業はこれからが本番だ。首相としては自民、公明両党との政策協議を経て一定の合意をしてから国会提出し、早期成立を確実にしたい。3次補正で与野党協力が実を結べば政権の安定にもつながる。
 難題は財源だ。首相は「国家の信用がいま、危機にひんしている」「未来の世代に借金を押し付けてよいのか」として安易な国債依存に警鐘を鳴らす。とはいえ、増税問題で与野党が合意に達するのは容易ではない。
 首相は消費税率引き上げを含む社会保障と税の一体改革の関連法案を来年1月召集の通常国会に提出する意向を変えていない。これも与野党協議が前提。復興増税の次には消費増税というさらに高いハードルが待っている。
 首相は所信表明演説で一切の挑発を避け、説得に終始した。「政治に求められるのは正心誠意の4文字があるのみ」。勝海舟が幕末から明治にかけての人物評や時局を語った「氷川清話」からの言葉の引用。「自らの心を正し、政治家としての良心に忠実に」と説く。…

 所信の全文はこれ。

 これから論戦がはじまるわけだけれども、今日の、所信を聞いて(読んで)の個人的な感想は、「公」とか、「国家」とかいうことがことさら、強調されていること。これだけの大震災のあと、人間としての尊厳が大事にされる社会がもとめれていると思うんだけれども、そういう個人の人権という発想はとても弱い感じがする。だから、演説のなかみとしては、観念が先立って、具体性がきわめてとぼしい感じがした。いま、被災地で、そして全国でさまざまな人たちが抱えている様々な困難や苦しみなどどう視野にいれているのだろうか?

 こういう議論というと保守本流といっていいほど、自民党的な演説でもある。そして、この言葉で、自民党がこの間推進したのが、アメリカの戦争への貢献であり、大企業の利益を優先した「構造改革」であったことは忘れてはいけないこと。論理として、十分純化されているだけに、増税の問題や、税と社会保障の一体改革の問題はとても危険な感じがする。

 だけど、個々の国民の苦難といっていいほどの事態が、十分に視野に入っていない分、深刻な矛盾をかかえていると言っていいのだろうなあ。それは、なぜ、民主党政権が生まれたのかということにも関わる。歪んだ形で、ねじれなども含め、与野党間の緊張をつくりだしているが、では、それが、どんな政局をつくりだすのだろうか? 政権は、どんなスピードで、問題をすすめていくのだろうか。
 10月には三次補正。これからはじまる論戦、財界などの関係団体の発言など、しっかり目をむけていかないといけないようだなあ。仕事だ、仕事。

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