高台集団移転いまだゼロ 住民、元の場所に愛着 自治体、巨額の負担不安
出張先の岩手から4日ぶりに帰ってきました。何をしていたかは企業秘密ですが(笑い)、ヘロヘロです。明日からは、通常の仕事の生活にもどります。だけど、まあ、いろいろなことが起こっていますね。
高台集団移転いまだゼロ 住民、元の場所に愛着 自治体、巨額の負担不安(東京新聞)東日本大震災は十一日で発生から半年となるが、復興の柱となる「高台への集団移転」は東北三県でまだ一件も決まっていない。各自治体の住民意向調査によると、元の場所に住みたい人も多く、合意形成は容易ではない。一部の集落では、自発的に集団移転の意向を固めたものの、地元自治体が巨額の財政負担を恐れ、決断できない。
八日夜、宮城県山元町の公民館で開かれた住民説明会。集まった笠野、新浜両地区の住民に対し、町職員が沿岸部の多くの住民を高台に移す構想を説明すると、ある男性が声を張り上げた。
「高さ二十メートル以上の堤防を造れば、移転しなくたっていいじゃないか」
何人かが拍手で賛意を示した。町の特産イチゴを育てる男性も立ち上がり、「家と畑が離れると困る」と訴えた。…
明日で、3・11から半年。ボクが行っていた岩手は内陸部だったけど、沿岸部の人との交流もあるから、こういう声は結構、聞かれた。何よりも、今持っている土地をどうするかなどの、生活支援の発想はない。そもそも、公共施設などでも、学校は、現状復帰でないと、国の支援が減る。移転や、高さを変えることなど簡単にできないことになっている。それがまだ変わっていない。ぜんぜん、本気でないということ。生活支援はまったくおくれているということなのだと思う。
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