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2011/08/21

教育のつどい 教育研究全国集会2011

 3日間、みっちりの日程、いやあ疲れました。むかしだったら、かなり遅くまで飲み歩いていたのにねえ。そんなことがなくってもだいぶ疲れている。いや結構、刺激もうけました。
 昨日と今日は、ボクは「教科書・教育課程」の分科会に参加。ここ11年ほど、全教教研には参加しているけれど、ほぼこの分科会に参加している。昨日は、午前中は教科書の検定と採択をめぐって。午後に小学校の実践についての議論になったのだが、そのときに、かなり教科書の問題もかみ合ってくる。新指導要領にもとづく、今度の教科書が、いかに現場を混乱させているのか。そういう子どもの目線で、歴史教科書にかあかわる問題を議論することも大事なことだろうな。
 ほんとに、新指導要領のもとで、小学校の現場はたいへんなことになっている。もともと、社会の変容のもとで、子どもが変化し、いろいろな問題がおこっている。そのもとでの、学習内容の増加とその系統性のなさだ。算数がいちばんの混乱で、スパイラルがしんどいよう。ここに発展がかぶってくる。教科書の発展をきちっと教えきらないと、親からは、ちゃんと教科書をやってくれないっていうような苦情もきたり…。子どもたちがだいぶつかれているっていうのが、正直なところなんでしょうね。
 今日は、小中一貫などがぎろんの対象になったけれども、ほんとうに「教育改革」の名の下で、いろいろなことが矢継ぎ早にふってくる。だけど、よく考えてみると、まともに成果を見せているものって、ないんじゃないのだろうか。だいたい数年して、ゆきづまりがはっきりしてきて、次の新しい政策にうつっていく。中高一貫は、学区自由化・学校選択の後継かな? 
 だけど「教育改革」がいくらゆきづまっても、教育現場がよくなっているという実感はほとんどない。それでも、新しい政策を提起をしてくるとき、彼らは教育の言葉でそれを語る。そのあたりをどう考えるのかが大事なのかなって思う。現場はものすごく重くるしい。だけど、冷静に考えている教師たちは、教育のつどいの雰囲気もそうだけど、何となく明るい。だれが考えたって、「教育改革」などに未来はない。だけど、同じところをボクらはぐるぐるしているだけなのか、振り子のようにゆれているだけなのか。どうすれば、ボクらなりの新しい方向にふみだせるのか。
 これって、やっぱりおかしいんじゃないって感じ方が若者のなかにある。若者は自己責任論にとらわれやすいけれおども、人間を大切にしないことに対する感覚も敏感だ。そういう若者の感覚で、教育観や学校観を組み直してみる、そういう発想の転換を、ベテランが積み上げた哲学の中に組み入れる、そういうなかで何か新しい方向を踏み出せるんじゃないのかっていうのが、ボクのいちばん感じたことなんだけどね。やっぱり20代、30代の先生の発言って、いいんだもの。

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