公務員の「整理解雇」検討 橋下維新、3議会に提出へ
今日は、職場で実務仕事が中心ですが、もう暑くってたまりませんね。夜も暑いし。身体がだいぶ疲れてるって感じです。
さて。
公務員の「整理解雇」検討 橋下維新、3議会に提出へ(共同通信)橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」が、府と大阪、堺両市の職員を対象に免職や降任など分限処分の基準を定めた条例案を提出する方針を固め、一定の条件下で余剰人員を「整理解雇」できる規定を盛り込む方向で検討していることが8日、維新の会幹部への取材で分かった。
早ければ月内にも堺市議会を皮切りに府議会、大阪市議会を含めた3議会へ相次いで提出する構え。人件費削減など行政スリム化を容易に実行するのが目的とみられるが、「身分保障」が前提となってきた公務員制度を抜本的に見直す内容で、職員組合や教育界などが反発するのは必至だ。
内容的には、職務命令に3回繰り返し違反した場合は、懲戒免職にできるとの規定を盛り込む方向で検討しているという。君が代斉唱強制条例の違反者をこれで処分しようというわけである。なるほどねえ。さらに、整理解雇ってねえ。これが法理にどう反したものかは、実際のものをみないとよくわからないけえども、整理解雇まで踏み込むと、そうとう危険な内容でありそうだ。
だけど、最大のポイントは、公務員という敵を、府・市民に示し、いまの政治への不満の矛先をここにもってこようというわけだ。そういうレトリックを仕掛ける。国のレベルで、政治がその責任をはたさず、官僚の劣化も目立つだけに、同じように不満がそのように向けられてしまいかねない条件はたるだけに、とても危険。そういうなかで、やろうとしているのは、結局、大阪でも、予算の集中投資で、新たなビジネスチャンスをつくろうというものでしょう。どこまでも、関西財界とともに歩もうという姿も見えてくるなあ。
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