百里基地14機、那覇で訓練 節電理由、飛行数1.8倍に
今日は、朝から、このメール。沖縄の那覇に住む友人から。「いまでもうるさいのに、戦闘機が一気に増える」と怒っている。
百里基地14機、那覇で訓練 節電理由、飛行数1.8倍に(琉球新報)航空自衛隊那覇基地は22日、百里基地(茨城県)の第7航空団第305飛行隊のF15戦闘機12機とT4練習機2機が24日から那覇基地に移動し、約1カ月間、訓練すると発表した。「東京電力管内の電力需要が増加する夏季における節電」が目的。那覇基地での飛行数は通常より1・8倍程度増加する見込みという。
那覇基地のF15が7月に東シナ海に墜落したが、原因はまだ特定されていない。同基地のF15の訓練は段階的に再開されているが、完全な再開には至っていない中、訓練が激化する。
同基地渉外室によると、百里基地のF15などは24日に那覇基地に移動、9月21日まで訓練を行い、同22日に戻る。百里基地から参加する操縦士や整備員は約110人。移動訓練に伴い、自衛隊が共用している那覇空港の民間機への影響について「出ないような形で訓練を実施する」としている。
訓練はスクランブル発進などを想定した要撃戦闘訓練や、航空機同士による対戦闘機戦闘訓練、空中受油訓練などを行い、夜間訓練も実施する。
移動訓練に伴い百里基地で格納庫や隊員宿舎などの施設使用や、業務の面で大幅に節電できるという。具体的な節電量について「対象期間の終了後、百里基地全体として節電効果を分析する」としている。…
那覇空港そのものの増強がすすんでいるのは、このブログでも紹介した。そして、先島列島への自衛隊の配備が並行してすすめる。だけど、それは、沖縄を軍事優先の対応の最前線にするものに他ならない。そこには、平和な外交の拠点として、沖縄の経済・アジア交流拠点にという願いを真っ向から踏みにじるものだなあ。
まったく説明もなくすすめられる今回の訓練。那覇空港への増強はさらにすすむのか? 目が離せない。
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