大阪市は被災者にこんな仕打ちをしている
大阪社保協の着物の事務局長さんのブログを見たら、こんな記事が載っていた。
とくに生活保護が酷い。
今日の平野区でわかったこと。
まず、り災証明があっても半壊または全壊でなければ入居できない。
だから自主避難の人は入れない。それから、平野区での具体的な事例。
岩手から高齢のおじさんを頼って避難してきた二十代夫婦と2歳と5ヶ月のこどものいる四人世帯。
夫は高卒で仕事がまだみつからないため今月半ばに生活保護申請をした。
すでに3回、区役所に呼び出され60ヵ所の就職先が斡旋された。
その一つは北新地の水商売で午後5時から深夜3時までのバーテンの仕事。
始発が5時からなのにどうやって帰れというのか。
福島原発の仕事も斡旋されるという。
大阪の平松市長と言えば、生活保護の有期化をすすめる急先鋒。しかも、ここでは、就労支援をパソナに委託をする。福祉事務所が、ねばり強く、当事者に身になって支援を全面的に支えるような取り組みでは決してない。
ほんとに酷い。
少し前、福島で、義援金の支給で、生活保護をカットされるという問題が発生した。最後の、そして唯一と言っていい、セイフティネットが、いま震災後、いったいどういう事態になっているのだろうか?
おりしも、公的扶助研究会の地方議員研修会がいまおこなわれているよなあ。いろいろな事例がだされているのだろうな。ちょっと聞いてみないといけないかなあ。日弁連は生活保護削減の問題で調査にのりだしたとか。
一方で、「一人ひとりを包摂する社会」特命チームは「社会的包摂政策に関する緊急政策提言」を2週間ほど前に発表している。
そういうなかで、新しい政権は、どんな態度をとっていくのかなあ。
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