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2011/08/01

行き場ない発達障害児 南相馬 避難所10カ所転々

 今日は、職場でインタビュー原稿と格闘です。思ったようには、なかなかすすまないですねえ。
 さて、いくつかニュースをクリップ。1つめ。

行き場ない発達障害児 南相馬 避難所10カ所転々(東京新聞)

 東京電力福島第一原発の事故で、福島県南相馬市では市民が相次いで避難する中、発達障害児がいる家族は避難したくても避難できないケースが少なくない。居場所を探して十カ所も転々としたり、避難することを最初からあきらめたりする家族もいる。
 「一体、どこに逃げればいいのか」。原発から二十~三十キロの緊急時避難準備区域にあたる南相馬市原町区で暮らす男性(33)は疲れ切った顔でつぶやいた。
 妻と、いずれも発達障害のある小学二年の長男(7つ)と、長女(6つ)、両親と暮らしていた実家は、津波で流された。全員無事だったが、翌十二日から避難生活が始まった。
 県内や茨城県の避難所や親戚宅、ビジネスホテル、競輪場の宿舎、横浜市内の友人宅などを転々とし、避難先は十カ所になった。
 しかし、子ども二人が落ち着ける場所は見つからなかった。新しい環境に適応するのに時間がかかり、じっとしているのが苦手。避難所で走り回り、騒ぐと周囲から白い目で見られた。
 転校先の小学校で長男は先生にしがみついて、泣き続けた。気遣いに疲れ果てた一家は四月下旬、完成したばかりの原町区の新居に戻った。
 政府は緊急時避難準備区域からは子どもはなるべく避難するよう求めているが、家族が暮らせる場所はほかには見当たらない。
 同じ原町区に住む四十代女性は、娘三人のうち次女(11)と三女(5つ)に発達障害がある。三女は二歳ごろまで歩けず、今も通院やリハビリが欠かせない。女性は「避難所ではもたない。最初から離れるのはあきらめていた」と語る。
 放射能の影響も心配だ。「水道水は飲まないで」「土や木は触っちゃ駄目」。口酸っぱく注意していたら言葉の遅い三女も「ほうしゃのう」という言葉を覚えた。
 子どもたちは時々、地震や津波の夢で目を覚まし、女性も眠れず、睡眠薬の量が増えた。「避難しないという判断は間違っているかも。でも、どこに行けばいいの」。自問自答する毎日だ。…

 発達障害については、個人的にもいろいろな思いがある。いま、ちょうど朝日の教育で、久しぶりに発達障害について連載をしていますよね。特別支援教育ということが言われ、発達障害についてもいろいろな注目がなされるようになったけれども、だけど、まだまだ社会全体から見れば認識や理解は十分に広がったというわけではないのかもしれません。しかも、外見上は、よくわからないことが多いため、理解を広げるうえでの難しさというものがあるのだから。
 今度の震災では、とくに福島の原発事故の避難については、徹底して、自己責任が貫かれいます。その結果が、この酷い現状です。南相馬の原町区は、いわゆるホットスポットといわれる飯舘村につらなる地域にあるのですから…。調査でも年間20ミリシーベルトを超える結果も出ています。なぜ、支援の手立てが打たれないのか。これは、緊急の問題を提示していると言えると思います。

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