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2011/08/17

泊原発3号機、営業運転を再開 大震災後初の移行

 今日は、編集部で、たまった編集実務に一日精を出す。職場のまわりの食堂がしまっているので、食事がちょっとやっかいやなあ。

 ところで北海道の高橋知事は、通産省出身だよなあ。実家はエネルギー産業だし、文字通り、原子力ムラかあ。

泊原発3号機、営業運転を再開 大震災後初の移行(朝日新聞)

 北海道電力は17日、定期検査で5カ月以上続けていた北海道電力泊原発3号機(出力91.2万キロワット)の調整運転を終え、営業運転を再開した。北海道の高橋はるみ知事が同日午後、会見を開いて再開容認の意向を表明した後、経済産業省原子力安全・保安院が定検の終了証を北電に交付した。東日本大震災後に営業運転に移行する原発は初めて。
 泊3号機は1月に定検が始まり、3月7日に調整運転に入った。通常は1カ月ほどで営業運転に移るが、北電は東京電力福島第一原発事故を受けて見送ってきた。ただ、すでにフル稼働して電力も供給しており、移行後も運転の状況は変わらない。
 保安院は8月10日に泊3号機の定検の最終検査を終え、11日に原子力安全委員会が営業運転再開を了承したが、海江田万里経産相が知事の容認を待つ姿勢を示していた。…

 だけど、これはいっそう矛盾を拡大するのだろうなって思う。ほんとうに原発を続けるのか?

 この問題を問いかけているのに、原発労働者の被曝の問題もある。そういえば数日前のこんな記事も気になっていた。

原発作業員被ばく線量 福島第1は「別枠」 他の原発ではゼロから従事 保安院・東電の暴走(しんぶん赤旗)

 東京電力・福島第1原子力発電所事故の収束のための緊急作業に従事した作業員の被ばく線量の限度をめぐって、別枠扱いが行われていることが関係者の証言で分かりました。厚生労働省は「別枠」を認めておらず、行政指導に反するとしています。
 問題の「別枠」は、被ばくした作業員の作業場所を第1原発から他の原発に変更する際の放射線業務従事者登録などの手続きで、「福島第1原発での被ばく線量は別枠扱いになった。(被ばく線量は)記載されない」との対応をとっているというものです。
 これにより福島第1原発での緊急作業で高い線量の被ばくを受けても、他の原発作業では被ばく線量がゼロからのスタートになります。
 別枠扱いを証言した作業員によると、東電柏崎刈羽原発(新潟県)への移動に関連して、内部被ばく検査を受け、放射線業務従事者登録手続きをした際に、担当者から別枠扱いを告げられたといいます。…

 直接かかわる労働者の9割は、派遣や請負などの非正規労働者だ。できるだけ正規労働と切り離すことで、非被曝を見えなくする(ほんとうは、労働者の安全管理は、派遣先の責任だろう!)。これが、非正規を組み込む日本の労働のあり方の酷さだろうなあ。そう見えなくする。
 そして被曝の危険性は、経営から消されていく。それは、事故後も続いている。出されない情報。できるだけ放射能汚染を小さく見せようとしているとしか思えない情報の管理。そして、なされない調査。
 「安全神話」っていうのは、原発が安全だという神話だけではなく、被曝を見えなくするシステムなのだということも痛感させられる。いま求められているのは、そういう醜い資本と原子力ムラの姿を、ひとつひとつただしていくことなのだということも痛感させられる。

 だけど、政治は、地方政治に含めて、必ずしもそうなっているわけではない。そんなことをまざまざと見せつけられた一日でもあるかなあ。

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