大震災下の子ども・学校・地域
今日は、午前中は、とある職場関係の研究会。政治向きの重い研究会をたっぷり二時間強。それから、食事のあと、企画の相談。これは、911から10年に関係する、世界の今です。うまくいくでしょうか。結構、ハードな仕事をこなしてから、やっと教科研大会の参加のために法政に。いったら、文化行事に突入していて、出てきた、N先生と少し、おしゃべり。フォーラムの時間まで、少し時間つぶしをして(読書タイム)、それから、表題のフォーラムへ。どこに出ようか、ずいぶん迷ったけれども。いつもなら若者支援だけど、今回は散々悩んで、震災のフォーラムへ。兵庫のO先生とか、明治のM先生とおしぇべりしつつ。報告は、宮城と福島。その宮城も大川小のある石巻。震災の津波の時に、どのような状況の中で、教師たちは子どもとともにがんばったのか。聞いているだけで胸が打たれる。そして、福島の南相馬。いや、ここでおこっていることって一体何なんだろう。こうもチリジリバラバラになったなかで、教師は何を思い、どうがんばっているのか。
あの日から子どものうえに起こったことについては、ちゃんと見なきゃいけないし、もっと何をすべきか考えなければいけない。と同時に、教師たちがいかに生きているのかということに、教育を論じるときにちゃんとみておかなければいけない。
時間がないせいか、もっと子どもの話を聞きたいという思いも残るのだけれども。
先日、ある人から、震災の現地に行っていないことをちょっと責められた。それは自分なりに不思議で、情けないことだけどねえ。だけど、ボクのような仕事は、取材者じゃないから、それはどうしても後回しになる。財政的にもそういう条件がなければねえ。そのぶん、たくさんのことの話を聞くということには、心を砕いてきたつもりだけどねえ。だけど、今日も、報告を聞きながら、いまのような仕事の仕方でよかったのか、いまのような過ごし方でいいのかって、やっぱり、思い詰めてしまうなあ。
終了後、とりあえず誰にも話をせずに、会場を後に。出張校正あとから、インタビュー原稿を1本しあげたり、結構、ハードな取材があって疲れているのもあるけれどもねえ。結局、なかなか自立しない二男の夕食をつくろだろうことをなんとなく予測しながら?
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