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2011/08/26

東京・杉並の里子虐待:里親向けガイドライン、年内に素案 支援充実へ

 さて、クリップしていなかった数日前のニュースだけどね。

東京・杉並の里子虐待:里親向けガイドライン、年内に素案 支援充実へ(毎日新聞)

 厚生労働省は、里親による里子のケア向上のため、9月に里親制度の研究者や里親経験者をメンバーとしたワーキンググループを設置し、里親向けガイドライン策定を始める。東京都杉並区で里子の女児(当時3歳)が死亡した事件も踏まえ、里親支援の充実も検討。年内には厚労省の審議会に素案を提示する方針だ。
 厚労省は、子どもたちの社会的養護を乳児院や児童養護施設など施設中心から、里親など家庭的な環境での養育に転換する方針を打ち出している。今年4月には、児童相談所向けに里親認定の注意点などを示した里親委託ガイドラインを策定している。…

 個人的には、里子制度が発展することを願っているし、ほんとうにあってはならない痛ましい事件だと思う。この事件にかかわっては、あまりにも情報がとぼしいし、なぜ、こんな事件がおこったのかはよくわからない。だから、あくまでも現状との関係での一般論だけど、やっぱり里親を支援する制度は決定的に遅れている。とくに虐待をうけていた子どもの場合は、どこまでの大人を試すことを通じて、関係をつくっていくわけだし、ほんとうに専門性と経験がなければ、やっていけない役割でもある。だけど…。とくに、児童相談所の体制の薄さが問題なのだろうなあとも感じたりする。
 児童養護施設にしても、やっと、最低基準、もうこういう言い方をしないのだろうけれども、それが変えられたばかりなどから。この分野への、財政的な支出は、あまりにも乏しい。あきらかに、現場でがんばっている人の善意と使命感でささえられている。この国は、そのようば分野がなんと多いことなのかなあ。
 さて、問題はガイドラインではなく、制度そのものの拡充にあるようにも思えるが、どうなってくのだろうか?

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コメント

私たちは里親登録されているものです。今回紹介を受けて施設に交流の為に行きました。そこでお子さんに会ったのですが、その子は施設の子と一緒に幼稚園に行きたいので私たちの所(車で一時間なのでその幼稚園へ行くことは無理)へは行きたくないと意思表示しました。家庭の温もりを味あわせてあげたいのはわかりますが、その子があまりにも切実に言うので、その事を児相に伝えたところ、担当の上司(50代フェミ女、爪を伸ばし、片耳2箇所のピアス、田○陽子を落とした感じ)がヒスを起こしてしゃしゃり出てきて、子供の気が変わるまで何年でも交流し続けろ、それができないのなら里親辞めろと脅迫してきました。さらにその上司は、施設の子に真面な子なんていないんだから、引き取れば必ず引き取った家庭は不幸に向かうんだから、私だったら里親なんて絶対しないと言ってのけました。
後統計の数字は細工されていますよ。例えば委託率は毎年年度末のデータを取るのですが、その次期に一斉に長期、短期、交流に出して、数字だけは上げて成績を残すそうです(なんと児相の部長が里親会で言いました)。不調で返された子の割合もいろいろな人の思惑が絡んで変化していると思います。私も実習やボラで施設の子と接した経験がありますが、みんな良い子でしたよ(時には悪い事もするし私も怒る事もある)。こんな施設の子供を馬鹿にしているフェミ婆さんがいる限り子供たちが幸せになるとは思えません。この事件の犯人(擁護も同情もしませんが)ばかり注目しないで一部の児相の職員のやり方(その婆さん見てると拉致問題もあり得る話だと思う)にも直目して欲しいものです。

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