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2011/07/16

検証動かぬ基地vol.98 高江にあった「ベトナム村」とは

 ノグチゲラの繁殖期のため、工事が中断されていた、沖縄・東村高江のヘリパット建設も、その繁殖期が7月で終わるため、再び緊迫した局面を迎えることになる。2月の高江は、ほんとうに深刻な事態が展開されていたのを思い出す。ちょうど雑誌のグラビアで、高江の写真を準備をしていて、そして、そのときに3・11に遭遇したのが今年の前半だったなあ。

 なぜ、高江の人たちは、ヘリパットを拒否するのか。そこには、そこに住む人が、訓練の標的とされる事実と、それがくり返されてきた沖縄の歴史がある。
 琉球朝日のこの映像は、なかなか見応えがあった。

検証動かぬ基地vol.98 高江にあった「ベトナム村」とは(琉球朝日放送)=映像あり

 ノグチゲラの繁殖期が終わり、7月から工事を再開する予定の東村高江のヘリパッド建設。10日たち、まだ動きはありません。しかし、アメリカ軍の訓練場の隣で生活をする住民の苦労は、今に始まったことではありません。
 今から48年前、高江の近くに「ベトナム村」と呼ばれるアメリカ軍のゲリラ訓練施設があり、ベトナム風の家や家畜も飼われ、訓練の時には高江区民がベトナム人の役をさせられたという歴史がありました。
 伊佐真次さん「私たち現場で今24時間張り付いてがんばっていますけれども、これでは身が持ちません」
 2007年から始まったヘリパッド建設。反対する座り込みも5年目に入ります。7月からの工事再開を危惧して、報告会には過去最大の500人が集まりました。…

 沖縄の人にとっては当たり前かもしれないけど、本土では共有されていない歴史や事実がここにある。ぜひ、みてほしいなあ。

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