読売TV、不当労働行為に認定 年俸契約拒否は降格
もう1つ、ニュースをクリップ。
読売TV、不当労働行為に認定 年俸契約拒否は降格(共同通信)大阪府労働委員会は25日、読売テレビ(大阪市)が次長職の労働組合員に年俸契約を求め、従わなかった者を一般職に降格させたのは不当労働行為に当たるとし、再発防止の誓約書を作ることを命じたと発表した。
命令書によると読売テレビは09年4月、給与を年俸制とし、次長職を廃止する人事制度を導入。次長職の組合員12人に、年俸契約書に署名押印するよう要求し続けた。
従わなかった7人が一般職に降格、署名押印した5人は副部長職に昇格し組合を抜けた。日本民間放送労働組合連合会近畿地方連合会などが救済を申し立てていた。
いま、放送の現場の労働組合のたたかいって、いったいどうなっているのかなあ。まだまだ、こういう組合つぶしをねらった人事ってされているのかなあ。成績主義は強まって、どんどん働きにくくはなっているんだろうしねえ。なによりも、放送の場合は、非正規がどんどん現場に入っていて、それが、そこでの労働の劣化を生んでいるのだろうなあ。そういうことと、報道の質との関係はどうなんだろううか。番組の質との関係は。
どうみても、労働の劣化と、放送の劣化は無関係ではありえないけれど。ニュース番組もすっかり、面白くなくなったなあ。個別にがんばるドキュメントはあるけどね。民放は、もしかしたらここでもしんどくなっているのかもしれないなあ。がんばってほしいんだけど。
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