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2011/07/06

新入社員「働くことの意識」調査結果

 とくに正規で働く若者の実態を少し調べてみたいと思って、まず、毎年発表されている、生産性本部のこの調査をチェック。今年の結果がちょうど発表されて1週間ほどであった。

●「第一志望の会社に入れた」は昨年の55.2%とほぼ同水準だが、56.6%でわずかに上昇した。
昨年にひき続き平成23 年度入社組の就職活動も厳しかったことがうかがえる。

●就職先の企業を選ぶ基準では、最も多かった回答は「自分の能力、個性が活かせるから」で、全体の36.8%であった。以下「仕事がおもしろいから」(26.8%)、「技術が覚えられるから」(8.8%)など、個人の能力、技能ないし興味に関連する項目が上位を占めた。調査開始当初(昭和46 年)1位だった「会社の将来性」(27%)は二年連続で10%以下となり、今年度は7.7%まで減少した。

●「就職活動に時間をとられ授業にあまり出席できなかった」とする回答は全体の24.9%にとどまるが、四年制大卒に限ると30.7%となり、就職活動の負担感が大きいことがうかがえる。

●「就職活動の時期はもっと遅いほうがいい」とする回答は全体の44.8%だが、学歴別では四年制大卒が53.5%と突出した。ここでも四年制大卒の就職活動の負担の大きさがうかがえる。
*参考資料添付(別添2)

●「デートか残業か」とする回答は「残業」(87.0%)が「デート」(12.5%)を大きく上回る。男女別に見ると「残業」が男性84.0%に対して、女性は90.8%と多くなっており、女性のほうが仕事優先の傾向が強い。

●「この会社でずっと働きたいか」とする回答は、「定年まで勤めたい」が33.5%で過去最高の数値となった。長期にわたる雇用の安定、安心に関する関心が高まったことが考えられる。

 調査データそのものはこれ。

 厳しい就活を乗り越えてきた若者たちである。一方で、自分の個性、自分のやりがいということを大事にしたいと願いながら、職場をまず優先することを考えざるをえない、そういう分裂・乖離の状況に若者が置かれているということは興味深い。ここに、職場の成果主義や人間関係、長時間労働が結果的に加わっていくわけだから、メンタルになるか、身体をこわしてしまうのは当然のことか。
 正規の職場も曲がり角にあるような感じがする、調査結果でもあるのだけれども。
 いろいろな資料を、ちょっと集めなければいけないと思った次第。

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