大卒の2割、進路決まらず 朝日新聞・河合塾調査
今日の朝日の朝刊です。
大卒の2割、進路決まらず 朝日新聞・河合塾調査(朝日新聞)今年3月に4年制大学を卒業した学生のうち、5人に1人は就職や進学などの進路が定まらないまま卒業していたことが、朝日新聞社と河合塾の「ひらく 日本の大学」調査でわかった。不安定な立場にいる卒業生は、少なくとも8万6153人にのぼる。全卒業生に占める割合を学部系統別でみると、最大で約5倍の格差があり、理系より文系の方が就職や進学に苦戦している傾向がみられた。
それによると、卒業者のうち、就職者は62.2%、大学院などへの進学者は16.1%だった。就職、進学者以外と、アルバイトなど「一時的な仕事」に就いた者、「不詳など」を合計した卒業生は20.8%にのぼった。
実は、数日前にこんな調査結果があります。
3県含む今春大卒就職率、91.0% 「氷河期」下回る(朝日新聞)文部科学省と厚生労働省は1日、今春卒業した大学生の就職率が91.0%だったと発表した。5月の発表では、東日本大震災で被害が大きかった岩手、宮城、福島各県を除き91.1%としていたが、3県を含めた結果、0.1ポイント下がった。「就職氷河期」と呼ばれた2000年春を下回り、統計を取り始めた97年以降で最低となった。
地域別に見ると、北海道・東北は前年比0.1ポイント減の89.2%。関東(92.7%)、中国・四国(91.5%)、近畿(91.4%)より低かったが、九州(88.2%)、中部(89.0%)をわずかに上回った。…
就職率には、途中で就職をあきめた人が母数からのぞかれる。そして、分子には一定数の非正規も入る。ここからは、相当の困難が見えるというものだろう。若者に厳しい日々は続いている。
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