67%が「原発減らすべき」 被爆者千人アンケート
被団協によるアンケートの結果。被爆者に対して、被曝ということに関連して聞く。
67%が「原発減らすべき」 被爆者千人アンケート(共同通信)東京電力福島第1原発の深刻な事故を受け、広島や長崎の被爆者に原発の在り方や核の平和利用の是非を尋ねた共同通信のアンケートで、回答者の67・1%が、国内に54基ある原発を将来「減らすべきだ」と考えていることが30日、分かった。
事故後に原発反対に転じた人が40%以上に上り、原子力など「核の平和利用」についても73%が否定的な見解を示した。被爆者が福島の事故で原発を含めた核にいっそう強い懸念を抱くようになった姿が浮き彫りになった。
アンケートは6~7月、日本原水爆被害者団体協議会などを通じて全国の被爆者約2400人に配布し、1006人から回答を得た。
原爆被害者の原発に対しての認識も今回の福島の事故を契機に大きくかわりつつある。核兵器廃絶の運動と原発の運動とはなかなか難しい関係というか、一口でいえない問題があるように思えるけれども、ただ、核の平和利用というものは、当初から、平和運動にかかわる専門家のなかでは、そんなにすぐ実用化するものとは想定されていなかった。あくまでも研究の対象として、平和利用が論じられていたけれど、それが為政者によってゆがめられていった経過がある。その経過と、研究に携わった平和運動家たちへの驚くような弾圧とは一体だったという事実がある。
だけど、いまの認識というのは、やっぱり、そう平和利用は簡単ではない。だから、為政者に悪用されないような、慎重な対応をしようというものともいえるかもしれない。当時の議論が十分だったのか、そうではなかったのか。それは、そんなにボク的には単純に評価がくだせないし、慎重に検証していくことが必要だと思うけど、一方で、いまの認識はあきらかに、放射能というものについての認識の進展がある。それはしっかり、ふまえることが必要だと思うけどね。
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