未解決事件 File.01グリコ・森永事件
昨日、一昨日と「劇場型犯罪の衝撃」「消えた“かい人21面相”」「目撃者たちの告白」の三編で、ドラマとドキュメントでこの事件を追った。ちょうど、ボクが京都から東京に出たころの事件でもある。いくつかのことは覚えていたけど、大きく社会というものが変容していく、そういう時代にあたっていたんだろうなってつくずく思う。
この番組で、新しく明らかにされたことは、警察が想定した犯人像が、いまの科学捜査によるものからすると、明らかにあやまちがあったこと。もう1つは、最後のお金の受け渡しの時の、滋賀県警の動き、ということだろうか。
番組は、前半は、メディアの変容。スクープを追い、話題になるような記事を競う。読売の加藤護記者の目をとおして、ドラマはつくられていたが、その読売も、ちょうど黒田清が、大阪の社会部から追い出された後にあたる。
後半は、警察の側の問題。日本の警察は、刑事警察よりも公安を重視する傾向が強く、その矛盾はずっとあったわけだけど、社会の変容の前に、その矛盾があらわになってくるということだろうか。一網打尽をねらう、集権統制、秘密主義などなどが。
なるほど、こうした事件が投げかけているものも多いのだなあなどと、いろいろ感じたり、考えたりしたわけでもあるけれども。
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