広がる雇い止め、自宅待機
震災の現場での雇用の劣化は深刻だ。今日の朝日では、それをとりあげていた。
実は、しんぶん赤旗が、一週間ほど前に、先月に、被災地のハローワークまえで、実施した聞き取りアンケートの結果を報道していたが、それも興味深かった。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-02/2011060201_02_1.html
地元を離れられない、だけど仕事がない。ここに雇用対策が十分機能しないわけだ。地域で経済をちゃんとつくりあげるための方策。
生活の困窮も襲う。
臨時職員を自治体が雇っても、それは実は、最低賃金のぎりぎりでもある。この最低賃金は、家計を支えることを想定した賃金ではないのだから。そして、雇用の劣化がもっとも酷いのは、原発そのものの場でもあるのだろうなあ。
雇用をめぐって、いま政治が問われているのだと痛感させられる。
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