原発再開反対票、9割超す見通し…伊国民投票
すごいなあ、ドイツもスイスもイタリアも。でも、当たり前だよね。この感覚。
原発再開反対票、9割超す見通し…伊国民投票(読売新聞)伊国営ANSA通信が伝える投票率の暫定集計値は50%を超えて国民投票は成立、出口調査によると、反対票は9割を超す見通しで、再開反対派の圧勝が確実となった。ベルルスコーニ首相は13日、開票終了を待たずに「イタリアはおそらく原発計画と決別し、再生可能なエネルギー分野の開発に取り組む必要があるだろう」と述べ、事実上の敗北宣言を行った。
福島第一原発の事故後、原発をめぐる国民投票が行われたのは初めて。欧州ではスイスとドイツ両政府が将来原発を廃止する方針を決めており、イタリアが反原発の立場を固めたことで、欧州各国で反原発世論が広がる可能性もある。
イタリアはチェルノブイリ原発事故(1986年)後、国民投票で原発全廃を決めた。だが、電力の1割以上を輸入に頼り、電力コストが割高になっている。2008年に政権復帰したベルルスコーニ首相は原発再開の方針を表明したが、反対する野党側の求めで国民投票が行われた。福島第一原発事故後、反原発世論が高まったことを受け、伊政府は4月に原発再開の無期限凍結を決めていた。
日本では、なぜ政治は国民のほうに意見を聞かないのかなあ? 世論調査もわざとこの質問項目を避けていたりする。一昨日の611アクションは、全国で10万人が参加したとも言われている。それはやっぱりすごいし、世論は大きく動きはじめている。だけど、まだいろんな壁があるという人もいる。
まずは、もっと議論しなくっちゃ。そこから、”壁”についても考えることができる。
今日、共産党が、原発ゼロへ「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を 国民的討論と合意をよびかけます」を発表している。政党では、この党しか原発について語る言葉がないというのも事実なんだけれど。それも、ややこしさ?
« 本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること | トップページ | 騒音 年間3万回 普天間の実態 »
「政治」カテゴリの記事
- 教職単位、大幅削減を検討 教員確保へ抜本見直し(2024.12.03)
- File8 追跡“PFAS汚染”(2024.12.02)
- 「無理心中」635人の子が犠牲 「児童虐待の最たるもの」低い関心(2024.12.01)
- 学術会議法人化案、会員300人に増員へ 監事らの首相任命案は対立(2024.11.30)
- 石破首相、「103万円の壁」引き上げ表明 所信表明演説(2024.11.29)
「経済」カテゴリの記事
- 教職単位、大幅削減を検討 教員確保へ抜本見直し(2024.12.03)
- File8 追跡“PFAS汚染”(2024.12.02)
- 「無理心中」635人の子が犠牲 「児童虐待の最たるもの」低い関心(2024.12.01)
- 学術会議法人化案、会員300人に増員へ 監事らの首相任命案は対立(2024.11.30)
- なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点(2024.11.27)
コメント