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2011/06/19

震災と子どもの貧困を考える   「子どもの貧困対策法(仮)」にむけて

 今日は、朝から団地の草刈りをして、慌ただしく、表題の「なくそう子どもの貧困ネットワーク」の集会に。早めに行って、今日は会場の設営などをお手伝い。あと、知り合いのAさんやSさんと少しおしゃべりなどなど。

Img00249201106191611 前半の一部は、リレートークで「震災と子どもの貧困」、全国父子連は、パートナーを失った父からは発信ができないでいて、実家、親戚に世話になって子どもたちの環境が落ち着いていない状況を。行き詰まったときにどれだけつながっていけるのかと。支援ネットワークみやぎからは、生死から格差の問題に移行していると指摘。支援による自尊感情の低下で、心を殺している状況にないかと心配が。宮城県高教組は、構造改革の結果があらわにと。分割授業で交通費がかかり、分割先に泊まる子ども、 バスのなかの授業などの実態が。、里親会からは国連指針を紹介しながら、親のいない子どもへの制度的な欠陥を。セーブ・ザ・チルドレンは、学童保育の支援や学校での子どもの支援の内容と、子ども参加による地域の復興へと、アンケート15000人のとりくみ。震災は、新たな貧困を生みだし、そしてこれまでの浮き彫りにすると司会者が言われていたけれども。そのとおりだと思うし、そのことがよくわかる。そして、まだ、それでもつかめていない問題が多いし、つかめている問題の対処はほんとうに遅れている。

 後半は、佐藤学さんの話。前半は、震災、後半は貧困。学さんの話はやっぱり、わかりいいし、おもしろい。これらの問題の専門家ではないから、データも大ざっぱだし、接近の角度もそれはそれでいろいろ言いたいことがある。だけど、教育学の分野でもっとも影響のある研究者である佐藤さんが、こうした発言をすることそのものがとても意味がある。そして、ほんとうに、子どもに向き合っていくうえで、大事にしなければならない気持ちというものが伝わってくる内容。実は、そういう”気持ち”はいま大事なのではないだろうか。そして、佐藤さんは、教育の目的で、いちばん大事なのは、「幸福の追求」だと言った。何となく、映画「学校」を思い出したけれども、よくいう「人格の完成」ではなく、いまこの言葉をあげたことの意味は、よく考えたいとは思う。だけど、1つだけいえば、現実は、複合的で、それでいて、階級的というか、生々しい格差のうえにある。問題は、幸福追求の中身だ。そこに、人格の完成という普遍的な課題との接合性もあるような気がするのだけど。
 いずrふぇにしても、なぜ、震災や貧困に、日本の教育全体が、いまだ向き合えるような社会の状況にならないのかということをあわせて考えたいのではあるけれども。

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