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2011/06/18

私学助成と漸進的無償制~高校等授業料無償化法の審議過程

 国庫助成に関する私立大学教授会連合というところの、公開講演会に行ってきた。大学時代の研究室の先輩からさそわれて、いろいろお世話になっている。
 メインの報告は、神戸大学の渡部昭男さんと、スウェーデンからの留学生。留学生が、いまのスウェーデンの教育について説明。いろいろ、知らないこと(知っていることも)あって、おもしろかった。やっぱり、ヨーロッパについては、もっとちゃんと、知るすべをもたないといかんなあと痛感。
 さて、メインの渡部さんの話。高等教育の漸進的な無償化を展望しながら、いったい、高校教育の無償化審議のなかで、何が確認されたのかを、審議をふりかえりながら確認する。教育を社会全体で支えるというベースがつくられたことを確認しながら、自民党のほうの、限られたパイの中での、重点配分という考えとの対比。そこから、今後に生かすべき論点なども対比する。
 なるほど、おもしろかった。ここで、ひとつの論点が、無償化と私学の問題。これはクリアできた問題と、そうでない問題がある。もともと、人権規約の中等教育の無償化や高等教育の無償化については、私学はいろいろな議論が成り立つ。なぜなら、ヨーロッパは、日本のようにこの分野を極端に私学依存していないから、私学はある意味では特殊な問題だから。だけど日本の場合は、これはさけなれない問題。確認できている問題と、これからより議論されなければいけない問題などは確認できないかな。
 進学しない若者との差の問題として、若者への社会保障の問題も提起された。うーん、これは結局、若者の社会的な自立、それは大きく言えば学びなおしの問題も含め、もっと大きな角度からの論点の提示が必要というのは、なるほどと関心させられた。
 渡部さん、刺激的な言い方をするけど、とてもツボをおさえていると、とっても勉強になった。発達保障という観点がいまなお、なぜ大事なのかということを、ふりかえさせられたなあ。やるなあ。

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