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2011/06/24

東日本大震災:東電社員の子からの手紙、毎小編集部に反響続々 小学生、真剣「議論」

 毎日新聞に、子どもたちの原発についての議論が紹介されていた。いろいろ考えさせられた。

東日本大震災:東電社員の子からの手紙、毎小編集部に反響続々 小学生、真剣「議論」(毎日新聞)

 ◇「危険性教えられてない」「原発はもろはのつるぎ」
 東京電力社員の父親を持つ、東京都内の小学6年生の男子児童から毎日小学生新聞編集部に届いた手紙(5月19日夕刊掲載)に対し、全国から反響が寄せられている。福島第1原発事故を受けて「世界中の人が無駄に電気を使ったことが原発を造るきっかけになった」などとする手紙に、各地の小学生が子供なりに考えて賛否の意見をつづっている。
 ◆ぼくは、東電がまちがっていると思います。人々が大量に電気を消費するから原発をつくるしかなかったというのは、いいわけにしか聞こえないと思います。
 安全だといい、人々をだまし、古くなった原子炉をうごかしつづけてきたことにより、事故が起こってしまったことも問題です。(男子児童の)手紙には、原子力にみんながたよっていたから事故が起こってしまったという感じで書いてあったけれど、それは東電の人たちが、福島の人たちに、道路をよくしたり、補助金を出したりして、たよらせるようにしむけたのだと、ぼくは思います。(京都府・小6)…

 もともとの男子児童の手紙の要旨は次のようなものだった。

 突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です。(原発事故や計画停電についての東電の責任を指摘した毎小の記事を読んで)無責任だと思いました。原子力発電を造ったのは東京電力ですが、つくるきっかけをつくったのは、日本人、いや世界中の人々です。発電所を増やさなければならなかったのは、日本人が夜遅くまでスーパーを開けたり、ゲームをしたり、無駄に電気を使ったからです。中でも原発を造らなければならなかったのは、地球温暖化を防ぐためです。温暖化を進めたのは世界中の人々です。そう考えると原発を造ったのは、東電も含み、みんなであり、みんなも無責任であるといえます。

 子どもたちの真剣な議論に耳をかたむけてほしい。
 子どもたちは、原発の現実のなかに生きている。大きな不安を感じている。だからこそ、原発の問題は子どもたちと語り合うべき、大きなテーマだと痛感させられる。
 「安全神話」にとらわれた副教材や歴史修正主義勢力の教科書などについては論外だけど、どういま教室では、原発が語られているのか。大事なテーマであることはちがいないなあ。

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