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2011/05/28

安心の基準どこに 保護者、疑問消えず

 今日は、早朝仕事は雨の中、早朝から結構、つらいなあ。一仕事して、職場に向かう。

 文部科学省の20ミリシーベルト問題をめぐっては、いろいろな議論が続いている。基準を変えずに、1ミリシーベルトをめざすというのは、20ミリが根拠のないものであることを認めたという点では大事だけれど、どうも中途半端で、無責任。結局、子どもの安全を軸にした対応がなされない。

安心の基準どこに 保護者、疑問消えず(福島民友)

 年間20ミリシーベルトの基準値は何だったのか―。児童、生徒が受ける放射線量に関し、文部科学省が「年間1ミリシーベルト以下を目指す」との目標を明示した27日、保護者からは疑問の声が相次いだ。これまで校庭の利用制限の基準を毎時3.8マイクロシーベルトとしていたにもかかわらず、同1マイクロシーベルト以上の線量が測定された場合には表土除去の費用を国が補助すると発表したことについては「すぐに方針を転換し、何が正しいのか分からない」との声も。その一方、補助の表明については自治体関係者から評価する意見もあった。
 「原発事故から2カ月以上を経過し、年間1ミリシーベルトを目標にと言われても、実際に達成できるのか」。本宮市の本宮小PTA会長の田代茂年さん(39)は疑問を投げ掛ける。同市ではすでに、校庭の表土除去作業が進められているが、「国は、もっと真剣に子どもの将来を考えて、行動で示してほしい」と訴えた。

 ほんとうに不安を広げている。しかも、子どもが放射能にさらされるのは、何も学校の運動場だけではない。通学路なども、ホットスポットは少なくはない。子どもが遊ぶような場所はどうなのか。
 次のような対応する行政も生まれ始めている。

子ども1500人”見守り” 川俣町が24時間測定(福島民友)

 川俣町は27日、町内の全ての小、中学生、園児約1500人に線量計を配布し、積算放射線量を測定することを決めた。政府が目標とする学校内で子どもたちが年間受ける線量1ミリシーベルトと調査結果を比較し、安全を確認することが狙い。町内の山木屋地区で計画的避難を進めている同町では、近畿大原子力研究所の線量計の提供の申し出について、子どもたちの安心につながると判断した。6月中に開始の見込み。
 線量計は、クリップ式で胸ポケットなどに付けることができる「ガラスバッジ」と呼ばれる型。
 衣服などに付けてもらうほか、寝るときなども近くに置くなど24時間体制で線量を測定することを想定。1~3カ月を目安に同研究所に線量計を送付、積算の放射線量を測定するという。

 しかし、対策は、学校や公的機関しかおこなわれていない。

 だから、集団転校などの議論、要求がでる。それはそれで、当然の要求でもある。だけど、少なくとも議論されている数値は、予防的な対応というレベルでの数値でもある。しかし、それは対処が必要だ、ただ、対処の結論だけから議論をスタートすると、数字による分断がおこる。しかも、いまの対処は、結局、自己責任を負わされるものになっている。子どもたちの安全に、分断と自己責任をもつこまない対処をどうしてもしてほしい。
 まず、ほんとうに、子どもの安全や成長を支える、生活も含めて政治がしっかりささえる。そのために政治ができること、することの合意をしっかりつくっていく。
 やっぱり、政治や社会のあり方が問われているということなのかなあ、などと、いろいろ考えてしまうなあ。

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