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2011/05/26

被災地からきた子どもとともに~学校を安全と安心の拠点に~

 Img00237201105261954 今日は、工場に籠もる一日。今月も、山を越えつつありますね。夜は表題の集会に。
 最初は、現場からの報告。Bunbで受け入れた子どもたちへの支援、避難家庭への学校事務からの支援、子どもの作文(日記)のとりくみ、遠足でディズニーランドにいっていた特別支援学級のその夜、地域での議論。などなど。いろいろなドラマがあったし、避難の受け入れについても、当初、東京のとりくみは鈍いという印象だったけど、現場の教職員は、心をよせて奮闘はしているなあ。だけど、困難や、悩みなどは率直に語られたわけではなかったので、もう一歩ほんとうのところはわからない。作文の実践も、ほんとうは、表現することよりも、それを子どもたちが話し合って、共感し合うようなことが大事だと思うんだけどねえ。まだまだ、つっこんな議論がなされていかないといけないんだろうなあ。

 後半は、阿部利恵さんというスクールカウンセラーの話。カウンセラーらしくゆったりした話は悪くはないし、勉強にはなるんだけれど。だけど、ハードなリスクをもっている子どもたちから、心が揺れやすい子どもの話を、同じ地平で話すのが、どうも臨床心理的で…。討論で、スクールソーシャルワークを専門にしている学芸大の先生が、困難ななかにいる子どもたちの生活の安定の問題などを引き取っての話が、うまい補足になっていたという感じかな。

 震災にどう向き合っていくのかは難しい課題。大きな、この社会が命と暮らしを大事にしているのかという問題のレベルから、いま社会的に支援として求められる問題、そして、現場でまずやらなければいけない問題など、いろいろな問題がある。そのどれもにこたえていくことを子どもたちが必要としているのだからなあ。

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