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2011/05/23

社会復帰「良かった」7割 ハンセン病学会

 なかなか思うように仕事がすすみませんね。あーあ。

社会復帰「良かった」7割 ハンセン病学会(沖縄タイムス)

 第7回ハンセン病市民学会総会・交流集会in名護・宮古島の3日目は22日、名護市の沖縄愛楽園で分科会が開かれた。療養所退所者50人への生活実態調査で、社会復帰を「良かった」とする声が7割に上る一方、半数近くが「安心して行ける医療機関がない」など健康・医療面に不安を抱えていた。分科会では社会復帰に向けた支援の充実や差別・偏見の解消を求める声が強く、今なお復帰に難しさがあると指摘された。
 同学会の調査班が実施した調査はことし1~4月、宮古南静園の退所者を中心に聞き取った。
 国賠訴訟判決後の生活状況の変化として、給与金の支給で「暮らしが大いに変化した」「生活が安定した」など、経済的な支えになったと評価。さらに「心の持ち方が変わった」「どこにでも行けるようになった」など、精神面での解放を感じる人もいた。療養所に再入所したいと思うかとの質問には、「はい」「いいえ」がほぼ半数ずつ。「はい」と答えた理由として「健康面で不安」が最も多かった。
 「ハンセン病療養所退所者をめぐる問題」をテーマにした分科会では、退所者と支援者側が、社会復帰の難しさやサポートの在り方などを意見交換した。
 宮古退所者の会代表の知念正勝さんは、多くの退所者が「真の社会復帰」をしていないと主張。地域で受けた偏見や差別から「心の後遺症があり、隠れて生きていかなくてはいけない現状がある。一歩を踏み出せないでいる」と述べた。
 また、偏見の目にさらされながら仕事を続けた経験を語り「退所者は何に困っていて、どんな支援が必要かを、行政が把握することが重要だ」と社会復帰に向けた実効性ある支援体制を求めた。…

 沖縄の新聞では、くわしく報道されているけれど、原発問題に明け暮れる本土の新聞ではほとんど報道がないなあ。だけど、この調査というのは、とっても大事だと思う。裁判の和解と、基本法の制定によって、大きく前進した面はあるけれども、基本法そのものは、ほんとうに実効ある形で、実施されているとは言い難い。生活や健康面、社会復帰という点で、社会的な課題は大きく、政治がその責任がはたされてはいないと。

 たんに法律をつくるだけでは、決して、解決はするわけではない。それがほんとうにふさわしいものとして実施されるような、社会のとりくみがやっぱり必要だというわけだ。そして、そういう人間の尊厳が大事にされる社会がつくられないかぎり、震災で問われている問題も解決しないのだから。

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