« 大震災・原発事故後の日本の行方と運動の課題 | トップページ | 窓口負担「定額上乗せ」提案 »

2011/05/20

脱・依存経済 ひずみの構図 基地と沖縄経済 名護市 

 原発と沖縄の共通性が指摘されている。補助金付けにする依存経済。沖縄ではそこからの脱却がはじまっている。表題は、今月に琉球新報で連載されていたもの。沖縄の友人が送ってくれた。

 島田懇、北部振興策、名護市にも基地受け入れと引き替えに、湯水のように補助金が注ぎ込まれた。しかし、その結果、残ったものは、市の借金と失業率の増加だったという。身の丈を超える事業が、地方にもたらすもの…。こうした事実が教えることは多い。

 こんな体験をして、いまの沖縄のたたかいがある。

 今日の新聞には次のような記事が躍った。

14年までの普天間移設撤回 政府、期限設けず(共同通信)

 日米両政府は20日、6月下旬に開催予定の外務、防衛担当閣僚の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を2014年までに移設するとした期限を正式に撤回する方針を固めた。新たな期限は定めず「できるだけ早期に」などの表現で調整している。
 移設先は同県名護市辺野古で変更しない。代替施設の形状を滑走路2本のV字形と決定。在沖縄米海兵隊の米領グアムへの移転を普天間問題の進展と連動させた米軍再編の骨格は維持する。だが沖縄県側は県外移設を要求しており、普天間飛行場の固定化は不可避だ。

三連協、嘉手納統合案に反対(沖縄タイムス)

 沖縄、嘉手納、北谷の1市2町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」は19日、米軍普天間飛行場を嘉手納基地に統合する案に断固反対する声明を発表した。同日開かれた総会で新会長に選任された東門美津子沖縄市長は「住民の生活、生命の安全を守ることが一番大事。嘉手納統合案に向かわないよう行動していきたい」と述べた。
 前会長の野国昌春北谷町長は嘉手納統合案を米側に提案した国民新党の下地幹郎幹事長を批判。「地元の反対を『感情論』と言うのは、住民の負担をまったく無視した発言。戦後60年以上、騒音や異臭など悩まされた地域住民や自治体からすると看過できない」と強い不快感を示した。
 下地氏が提唱する戦闘機の1個中隊の嘉手納基地外への移転について「移転で空いた土地は返してもらう」と強調した。
 當山宏嘉手納町長は「どういった理由や条件が付こうとも断固反対。町民の過去の経験や歴史から見ても、真に受けることはできない。早々とあきらめてほしい」と繰り返した。
 声明は、昨年の4・25県民大会に触れ、「県内移設は県民の理解を得られない」と指摘。嘉手納基地の機能強化に反対し、騒音被害などの負担軽減を速やかに実施することも求めている。

ヘリ、住宅地で低空飛行 普天間基地周辺騒音苦情急増(琉球新報)

 米軍普天間飛行場周辺で今月に入り、米軍機による騒音被害が増加している。宜野湾市によると、米軍が東日本大震災被災地支援の「トモダチ作戦」を実施していた4月の苦情件数は月間で5件だったのに対し、今月は18日までに39件と急増。19日にはヘリが住宅地上空を低空で頻繁に旋回し、宜野湾市役所には日中だけで約20件の苦情が寄せられた。同市は在沖米海兵隊外交政策部長(G5)宛ての抗議文を送り、旋回訓練中止などを求めた。
 旋回していたのはCH53、CH46、UH1ヘリなど。滑走路北側の市街地上空で円を描くように飛行し、一度に5機が同時飛行する様子も確認できた。同市大山に住む男性からは「操縦士の顔が見えるくらい低空飛行している」との苦情もあった。
 同市の山内繁雄基地政策部長はヘリの旋回について「海外訓練に出る前の初動訓練の可能性がある」と分析。「10年以上基地に関わりのある部署にいるが、5機が同時に旋回している様子は初めて見た。やりたい放題の異常な状況だ」と憤った。

 すでに、答えはなくなっている。そう基地撤去以外には選択肢はありえない。そのことが問われているし、そういう答えを出せない政治の矛盾は深く、大きい。
 そして、なぜ、こういう事態になっているのか。その根底にある安保や、サンフランシスコ平和条約によってもたらされたものという問題を、いま鋭く沖縄は問い始めているようにも思えてきた。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 大震災・原発事故後の日本の行方と運動の課題 | トップページ | 窓口負担「定額上乗せ」提案 »

政治」カテゴリの記事

沖縄」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/51724608

この記事へのトラックバック一覧です: 脱・依存経済 ひずみの構図 基地と沖縄経済 名護市 :

« 大震災・原発事故後の日本の行方と運動の課題 | トップページ | 窓口負担「定額上乗せ」提案 »

無料ブログはココログ
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30