「公務」米軍属不起訴で県議会が抗議決議
沖縄の怒りはとどまらない。
「公務」米軍属不起訴で県議会が抗議決議(沖縄タイムス)沖縄市で発生した交通死亡事故で、自動車運転過失致死容疑で送検された在沖米軍属の男性が「公務中」を理由に不起訴になった問題で、県議会(高嶺善伸議長)は25日午前に臨時会を開き、日米地位協定の見直しや被害者に対する謝罪などを求める抗議決議と意見書の両案を、全会一致で可決した。
決議文では、日米地位協定について、「『公務中』か否かの判断を誰がするのかあいまいで、恣意(しい)的な運用も可能」と指摘。その上で、「(不起訴は)誠に遺憾。厳重に抗議する」としている。……
この契機になった事件では、遺族が強い怒りを表明している。
米軍属不起訴 遺族側、検審に申し立て(琉球新報)ことし1月に沖縄市であった死亡事故で、事故を起こした米軍属男性が「公務中」を理由に那覇地検が不起訴としたことに対し、亡くなった男性=当時(19)=の母親(41)が25日、那覇検察審査会に不服申し立てをした。
申立書では、平時には軍属を軍法会議に掛けられないとする合衆国連邦裁判所の判例を基に、「今回の事件も在沖米軍軍法会議で処罰されないのは明白」として、日本が裁判権を行使するよう訴えている。
那覇地検による遺族への説明で(1)米軍から軍属男性のタイムカードの写しを提供されたが偽造か確認していない(2)事故前の行動を勤務表と照合して確認してない(3)飲酒運転の確認をしてない―などが明らかだとして捜査不足を指摘した。……
こんな事件が沖縄では、ずっと解決せずに続いているのだ。
先日も、2008年8月にうるま市で起きた死亡事故で、対向車線に進入して事故を起こした米海軍女性兵士について、日本政府が米側に処分結果の照会すらしていなかったことが明らかになったというニュースがあった。公務中では、一次裁判権は米側にある。公務外と認定されても(その判断をするのも米側だ)、日本が重大事故以外は裁判権を放棄するという密約がある。
こうして、沖縄では軍事優先の無法がまかり通っている。
県議会の決議は、当然の怒りだと思う。
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