[高江ヘリパッド]県民同士が闘う不条理
沖縄タイムスに表題の社説が掲載された。あまりにも悲しい、痛ましい記事だ。県民の思い、弱者の困難をもてあそぶかのような政府の行為は断じて許されるものではない。
[高江ヘリパッド]県民同士が闘う不条理(沖縄タイムス)「国民同士が戦争をしているのではと思った」。昨年暮れ、東村高江のヘリコプター着陸帯移設をめぐる訴訟の口頭弁論で、酒井良介裁判長が漏らしたコメントだ。そんな闘いがいま高江で激しさを増している。
「エー、オトー、シナサリーンドー(おぃ、おじさん、懲らしめてやるぞ)」
反対派住民らによると、沖縄防衛局が雇った若い土木作業員が乱暴な言葉遣いで迫ってきた。23日6時すぎ、まだ辺りは暗い。ダンプカーなど作業車両20台余りが道幅の狭い道路片側を占拠した。
ヘリパッド建設予定地までの通用路(約3キロ)に敷き詰める砂利を運び入れようとするが、反対派が出入り口をふさいでいるためトラックで搬入できない。作業員は砂利を袋詰めにして、道のないやぶの中をバケツリレーで運び入れようとした。
ダンプから道路脇に投げ降ろされた砂利袋の上に反対派が座り込む。十数人の反対派に対し、防衛局職員と作業員らは100人近くいた。
怒声、罵声(ばせい)、悲鳴の中で砂利袋の奪い合いが繰り広げられる。現場に駆け付けた警察はその混乱を見かねて、双方を引き離す。
そんな危ない小競り合いが何日も続いている。
23日の「早朝の強襲」を受け、反対派はやぶに茂るヤンバル竹や木々を針金などで結び合わせバリアーを張った。さながらジャングル戦で敵の侵攻を阻止するワナを仕掛けているようだ。
「国民同士の戦争」。政治の不条理そのものだ。
闘争小屋で警戒する女性=那覇市=は、顔見知りになった若い作業員もいるという。「戦争につながるんだよ。なんでこんな仕事するの」と聞くと、若者は「職がないから仕方ない」と返したという。…
その様子を、森住さんが、第二弾のレポートをフォトガゼットのHPに寄せている。
報告には次のようにある。
今朝も、7時に防衛局職員と作業員100人以上がヘリパット予定地にやってきました。
事情のわからない若者が基地を作ることに協力させられています。日本で失業率の最も高い沖縄で仕事を探すことは大変です。ようやくありつけた仕事がこれでは悲しすぎます。
悲惨な沖縄戦を体験したオジイ、オバアのいる若者たちが基地建設に加担したこ
とにいつか気づいたとき、彼らの心は傷つくでしょう。残酷な話です。
もっと、多くの人に知らせなければいけないと思う。この理不尽を!
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