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2011/02/18

“グアム移転可能”外交文書公開

 今月作業の最後の追い込みです。最後に来ない原稿を首を長くして待ちつつ、今月は、仕事量が多いので、編集実務でアップアップです。

“グアム移転可能”外交文書公開(NHKニュース)

 1972年の沖縄返還に関連して、アメリカのライシャワー元駐日大使が1967年に日本側に対し、「沖縄の軍事施設をグアム島にそっくり移すことは理論的には可能だ」として、移転に必要な経費も伝えていたことが、18日に公開された外交文書で明らかになりました。
 1967年4月付けで、アメリカの日本大使館から外務省に宛てられた「極秘」の公電によりますと、前年まで駐日大使だったライシャワー氏が日本政府関係者に対し、「沖縄の軍事施設をグアム島にそっくり移すことは理論的には可能だ。30ないし40億ドルの経費がかかるという推定が軍部によってなされている」と伝えられたことが記されています。その一方で、ライシャワー氏は、アメリカ議会の対日観について「気持ちの奥底には、米国の防衛努力のおかげで無料の安全保障といううまい汁を吸い、いつまでも自国、および極東の防衛問題と真剣に取り組む努力を怠っているという感じがあるのは否めない」と述べたことも記されています。今回公開された文書からは、沖縄返還にあたって、アメリカ側が軍事施設の全体をグアムに移転するケースも取り上げながら、日本に対し、自国や極東地域の安全保障で役割を果たすよう迫っていたことがうかがえます。

 この間、次々に公開される外交文書。今日も、たくさんの文書が公開されている、沖縄返還の際の密約にかかわるものだとか。これもまた興味深い。
 目録などはここにある。ちゃんと、原文にもとづいて、分析整理する作業を誰かしてほしいなあ。人づてに聞いた話では、そうとう面白い資料の公開がされている。そういう意味では、自民党政権下の外交の根本を問うようなものになっているようだ。明日の新聞が楽しみだし、ちょっと、追いかける必要がありそうだけど、そういうことする人いませんかねえ。

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