エジプト軍「平和的デモなら発砲しない」 野党決行
チュニジアからエジプトへ。
エジプト軍「平和的デモなら発砲しない」 野党決行へ(朝日新聞)ムバラク大統領の退陣を求め、エジプトの野党勢力が呼びかけている100万人規模のデモを翌日に控えた1月31日、スレイマン副大統領は「野党勢力との対話を始めるよう大統領の指示を受けた」と述べた。だが、野党側からは「交渉には応じない」との声が上がっており、デモは決行される見通しだ。今後のカギを握る軍は同日、平和的なデモに対しては武力行使をしない姿勢を示した。
エジプト軍の報道官は同日、「市民は正当な要求を掲げており、平和的に行動する限り軍は発砲しない」との声明を発表。ただ、野党勢力から「軍は市民側についた」と歓迎する声が出る一方、「軍がつくったバリケードを越えて大統領府への行進などを始めれば発砲するとの脅し」(元空軍将校)との見方もある。軍の動向が今後の情勢を大きく左右しそうだ。…
とっても興味深いよね。チュニジアも、エジプトも市民の決起に、軍は敵対的な行動を必ずしもとっていない(今後は、予想できないけど)。ベンアリもムバラクも軍出身だけど、彼らは強権政治をすすめるにあたっては、軍より治安警察を重視したようだ。軍そのものも信じていなかったのかな? 平和な政権交代を祈りたいけど、どんな未来を選択するのか、彼の国の人々の動きは注目したいし、国民の意思が尊重されることも願っている。
« 防衛局の異議 法理念に反する不当圧力 | トップページ | 米が移動海上基地評価 普天間代替施設 »
「平和」カテゴリの記事
- 自衛隊と米軍 日本海上空や海上で共同訓練実施と発表(2023.03.19)
- (社説)日韓首脳会談 新たな協力築く一歩に(朝日新聞) うーん。(2023.03.17)
- 石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(2023.03.16)
- 「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」(2023.03.11)
- 連続講座 「憲法研究者と市民運動家が安保3文書を読み解く」の三回目(2023.03.05)
「政治」カテゴリの記事
- 自衛隊と米軍 日本海上空や海上で共同訓練実施と発表(2023.03.19)
- (社説)日韓首脳会談 新たな協力築く一歩に(朝日新聞) うーん。(2023.03.17)
- 石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(2023.03.16)
- 全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施(2023.03.15)
- 児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(2023.03.14)
「世界」カテゴリの記事
- 「老いてなお花となる」(2023.02.21)
- 世界は平和と秩序を取り戻せるか(2023.01.02)
- 国連 日本政府に“入管施設内の対応改善を” 勧告(2022.11.04)
- 100分 de 名著 知里幸恵『アイヌ神謡集』(2022.09.27)
- 朝鮮人追悼碑の不許可「適法」 市民団体敗訴が確定―最高裁(2022.06.16)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: エジプト軍「平和的デモなら発砲しない」 野党決行:
» ★イメージアニメ、イメージカラー拡散希望。 [★ようこそ「イサオプロダクトワールド」へ★isao-pw★]
★イメージアニメ、イメージカラーの拡散を希望します。画像をクリックするとアニメが [続きを読む]
コメント