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2011/01/09

年越しSOS電話相談の結果が公表されています

 湯浅誠さんのブログに、年越しSOS相談の結果の確定版が掲載されている。

 相談事例を見ていると、深刻な事態が、現在も続いていることがうきぼりになっている

◆30代男性@ネットカフェ
 2009年始めまで正社員。10月に雇用保険が切れ、その後、日雇い・短期バイトでつなぐが、2010年秋にアパートを失う。その後、ネットカフェやマクドナルドで過ごす。所持金が数百円となった元旦未明に1時間だけネットカフェに入り、「年末年始 緊急生活相談」でネット検索し、「年越しSOS電話相談」に連絡してくる。
 本人曰く「何も支援が見つからず、電話もつながらなかったら、あきらめて、今の時間には自殺していたと思います。雇用保険が切れたとき福祉事務所に相談に行っていたが、“まだ若くて健康だから”と追い返され、もうどこも助けてくれないのだろうと思っていた。いままでで一番辛かったのは、寒さでも空腹でも疲れでも寝場所がないことでもなく、3ヶ月間誰ともまともに会話をすることができなかったこと」だと。
 その日の晩、直接支援につながった後、行政の窓口が再開する4日に生活保護申請。生活立て直しに向けた一歩を踏み出す。

◆北陸地方に暮らす30代男性から、「6か月ごとの更新で続けてきた契約の仕事が2011年3月末に切れる(日給月給の8時間勤務で手取り8~10万円)。いまは家族と同居中なので、すぐに生活困窮する状態ではないが、これからの生活が不安」との相談があり、不当解雇の場合などに相談できる労働組合を紹介。

◆派遣切りにあったという20代男性から「年末に派遣切り(中途解約)に遭い、1月6日に寮を出るように言われている。仕事中に交通事故を起こした際の賠償金を自己負担させられて、お金もなくなった。3日間何も食べていない」との相談があり、寮を出ないようにアドバイスすると同時に、会社との交渉と生活保護申請について支援。雇用保険の受給手続きも同時に始める。

 孤立して、相談相手がいない状態、いろいろな施策にもつながっていない状態もよくわかる。相談者は、半分の人が所持金も1万円以下がギリギリの状態で相談にきている。湯浅さんも書いていたけれども、「生活再建の支援は貧困対策であると同時に、自殺対策」であるのはその通りだ。社会のあり方が問われているということを痛感する内容だ。

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