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2011/01/23

思想統制を物語る朱書 検閲受けた原本を展示

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思想統制を物語る朱書 検閲受けた原本を展示へ(東京新聞)

 戦前の出版検閲の実態について、当時の検閲官が筆を入れた出版物の原本などで振り返る展示会が、東京都千代田区立千代田図書館(九段南一)で二十四日から開かれる。展示物からは、知られざる思想統制の実務の一端が浮かぶ。
 検閲制度下では、出版社が発行日の三日前までに、内務省に出版本を納本。検閲官は、問題箇所に傍線を引いたり、考えを書き込んだりする検閲原本として使い、発売を許可するかどうか判断した。
 許可された検閲原本は、内務省から当時の東京市立駿河台図書館(現千代田図書館)など計四館の同市立図書館に保管を委託されることがあり、「内務省委託本」と呼ばれる。このうち、千代田図書館の委託本の存在が研究者の調査で近年確認され、三年前に同図書館が一般公開した。
 二回目の公開となる今回は、こうした委託本に加え、発売が禁止された出版物の検閲原本も新たに展示する。
 発禁になった場合の検閲原本は内務省に保存されていたが、終戦後は米側に渡っていた。一部が日本に返還されて国立国会図書館が所蔵しており、千代田図書館が展示のために借り受けた。…

 活字を仕事にしているせいもあるけれど、やっぱりこの問題は関心をもっていなくちゃいけないと思う。そして、いまでも、この社会は、この種の問題には敏感になりきれないところが、ボクら自身も含めてあるような気がする。佐藤卓己さんの『言論統制』の評価はかなりわかれちゃったけれども、どのように、声を出せなくなっていったのか、戦前の天皇制社会というものの形成から成熟というか、腐乱していく過程で、何がおこっていたのかはよく知っておきたいものだもの。ちゃんと時間をつくって、みにいかなくっちゃいけないし、そういうことを経験した人が語っていたものについても、ちゃんと目をとおしておかないといけないなあ。

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