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2011/01/04

教師の魂――義姉との話から

 30、31日と関西の実家に帰省、1日から3日までは北陸方面に(相方の実家)というハードなスケジュール。実家には母、相方の実家には義父と義母がいる、それぞれ80を越える年齢となるわけで、できるだけ話を聞くことにつとめる。ずいぶん遠くに離れて暮らしているので、今もいろいろな病気をかかえ、今後、どうなっていくのかは本当に心許ない。元気でいてほしいけど、それがいつまでも可能ではないこともまた事実で…。もっと、頻繁に帰ることができればいいのだけれども、そういう条件があるわけでもなく。

 さて、北陸にいったとき、義姉夫妻といろいろな話をした。小学校の教員をやっている夫婦で、義兄のほうは、NPO法人で障害者の共同作業所の活動もしている。かなり話込んだのが、というか、話をじっくり聞いたのが義姉の方で、教師としての生きがいみたいな話を聞いた。美術教育では、結構、有名?な人で、その実践記録は、ボクも少しは読んだことがあった。子どもの心を表現を通じて開く――子どもの内的な思いを表現させるということをモットーとしていて、顔を粘土でつくらせるのが十八番かな。今度の話の発端は、美術表現を契機に学力アップということろからだけれども、それは、本人の弁でもけっして本質ではなくて、あくまで、親や管理職を納得させるために切り口(これはいかにも関西方面らしい?)、実践レポートだとそうなる(笑い)。大事なことは美術で、自分の内面を表現させること、それは狭い意味での美術の授業に限ったことではなく、いろいろ話を聞くと、やっぱりその実践は、子どもに寄り添うとする。たとえば日記の実践。
 なるほど、いまの子どもたちの抱えているものってものすごく大きく、重い。家庭の困難なども含め、いろんなことを抱え、閉じこもったり、荒れたりする。そういこともが心を開き、そのことを通して親とも共感の関係を紡いでいく。そういう話を聞きながら涙が出てきた。3時間ほど、たっぷり話を聞けた。

 一般化するわけではないけれど、たぶん、こういう実践を重ねている教師っていうのは、日本にたくさんいろのだろうなあと思う。そして、そういう実践を支えている、組合や教育研究団体をはじめとした運動があるということもあらためて痛感させられる。こういう日本の教育の、教師の実践の蓄積というのはやっぱりすごいなあと思った。
 もちろん、そういうことがちゃんと、何かに蓄積されたり、議論され、深められたり、そしてそのことを発信したりということは、十分であるとは思えない。たぶん、いまの「教育改革」の迷走に対抗していくためには、そういう取り組みこそがもっと必要なのだろうなと、思う。そういう仕事ももっとしなくてはいけないなあとも思う次第であるのだけどね。

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