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2010/12/26

子ども理解・教育実践の課題と教育研究

 昨日は、教科研の表題のシンポジウムに出かける。これが結構、よかったです。

 内容は、
①戸高七菜 現代の子ども・若者の生活・文化研究から
②山﨑隆夫 今日の教師にとっての子ども理解の問題
③藤田和也 養護教諭としての子ども把握と教育実践
④田中孝彦 子ども研究と教育実践研究の関係について

 戸高さんの話は、取手の事件を切り口に、若者をとりまく状況の変容のもとで、その人間関係の複雑さをどう理解するのか。リア充や非リアの話。そして、スクールカーストの話。などから読み解こうというもの。
 山崎さんの話は、彼の実践のなかから、子どもの攻撃性などの裏側にある子どもの葛藤や思いを読み解くというもので、さすが、山崎先生。
 この2本が、若者、子どもを直接あつかったもの。

 後半の2本は、藤田さんは、養護教諭という学校のある意味で側面から、子どもをうけとめ、支えてる仕事の歴史をふり返りながら、このテーマに迫る。
 田中さんは、彼の臨床教育学や子ども理解の問題意識から。最近、聞き取った子どもの話から、子どもをめぐる関係性のいまを見つめる。

 直接「教室」における教育に迫るという形ではなく、子どもを包み込むような話のすすめかた。
 戸高さんの話など、どんな議論になるのかなって思ったけど、さすがに、子どもと向き合い苦労している先生たちもおおく、正面から受けとめられていたという印象。
 ボクも、いろいろ問題意識をもった。そういう子ども理解の問題と、一方で、子どもたちが、就職の問題など不安を感じていて、そういうところからくる社会認識の形成の問題などをどうつなげて考えて行くのかは、佐貫さんが発言してくれた。
 個々の子どものよりそって、理解を深めていくことが、子どもをめぐる関係性そのものが不安定化するような時代にとっても大事なことであるということと同時に、その問題を、実際の社会にある矛盾とその背景に重ね合わせながら、どう構造的に理解していくかという両方を、丁寧に、考えていくことが大事なのだと思うんだけれども。そういうセンスみたいなものを、もっと磨かなければいけないのかなあ、なとどね。

 相方が、突然、私も参加するって言って、きたので、シンポ終了後は、静かに会場を離れるということになりました(笑い)。

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