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2010/12/20

コザ騒動40年――終わらぬ「占領下」 当時MPのリーバーさん

 そうか40年か。

終わらぬ「占領下」 当時MPのリーバーさん(琉球新報)

 米オハイオ州クリーブランドに住む元米陸軍MP(憲兵)上等兵のブルース・リーバーさん(61)は今もコザ騒動のことが忘れられない。リーバーさんの胸に強烈な印象を残した事件から40年。広大な米軍基地など変わらない沖縄の現状にリーバーさんは問い掛ける。「沖縄の人たちはなぜ第2のコザ騒動を起こさないのか」―。
 胡屋十字路付近で発生した米軍人の交通事故処理を無線で受け、同僚とともに現場に向かった。米兵による交通事故は日常茶飯事だった。リーバーさんはいつものことだと思った。
 だが、あの日は違った。争いを好まない温和な沖縄の人々がこれほどまでに怒りをあらわにしたのはなぜか。ベトナムでの戦闘は日に日に激しさを増し、米兵たちが起こす事件が増加、凶悪化する一方だった。しかし、占領下では沖縄の人々に捜査権も裁判権もなかった。軍事裁判では無罪になるケースも少なくなかった。
 沖縄赴任中、米兵が女性をひき殺す場面に遭遇した。米兵は取り乱すこともなく平然としていた。罪に問われないことは分かっていた。「占領下だから仕方がない」。若かったリーバーさんはそう自分を納得させた。…
 リーバーさんは帰郷後も沖縄にこだわり続ける。報道される基地問題はインターネットなどで読むようにしている。また沖縄の歴史や文化なども独自で学んだ。
 巨大な米軍基地を抱える沖縄の現状を再び目の当たりにしたリーバーさんは「沖縄には長い間、基地が置かれている。普天間基地は米国人から見ても異常な状態。県民が望んでいるよう返還すべきだ」と強調した。

 今年沖縄にいったとき、この十字路にもいったけど、東京で暮らし慣れているボクにとっては、ほんとうに小さな十字路だ。いまも本質的には変わらない問題を抱えるが、当時、車でひかれる死亡事故が続いても、事故をおこした米兵は罪に問われず、そのことに怒りをつのらせた住人との間におこった事件だ。軍事優先の基地が日常生活の横にあればなにがおこるのか。それが、日常を覆っている沖縄は、リーバーさんの言葉を待つまでもなく異常事態だ。そのことを認識しない、日本の政権は、異常な政権であるのだとつくずく思う。
 今年は安保改定50年、来年は旧安保調印60年。沖縄を切り捨てたサンフランシスコ条約からも調印60年となる。
 安保が問われているのだ。

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