「茶番としか思えない」 勝ち組学生も漏らす就活の不毛
ふにゃあ。何か生活のリズムが崩れている。過敏性大腸炎の具合が、朝、とっても悪いなあ。
今日は、インタビュー原稿2本目を仕上げて、発信。すると、すぐ返事が来た。幸運というのもあるのです。
3本目を手がけ始めて、三分の一ほど進んでいる。よしよし、調子が出てきたぞ!
国会では、予算委員会の質問で、共産党の笠井さんが学生の就職活動を取り上げていた。
そこで、こんな記事を見つける。
「茶番としか思えない」 勝ち組学生も漏らす就活の不毛(Jcast)リクルートのワークス研究所が発行する「Works」102号が、「新卒選考ルネサンス」と題した特集を組んでいる。目を引くのは、就活勝ち組学生たちの匿名座談会。彼らの口を突いて出てきたのは、「就活の賢い切り抜け方」ではなく、痛烈な「日本の就活批判」だ。
「面接で冴えなくても、できるやつはいる」
企業側も惰性になっていないか
座談会の参加者は、3名の男性。東大・理系のAさんは総合商社へ、早大・文系のBさんは情報系企業への就職が内定している。東大院・理系のCさんは、休学してITベンチャーで勤務中だ。
2010年3月卒の大学生の就職率は60.8%。多くの学生が、必死の就活対策をしながら就職先を決められずにいる中で、彼らは就職活動の「勝ち組」といえるだろう。
しかし、そんな彼らでさえ、日本企業の「就活」にはウンザリさせられたようだ。
「正直、やっているときは“茶番”としか思えませんでした」
「これで何が分かるんだろう、って」…
ここ数年の企業の採用絞り込みという問題がある。同時に、ここ一〇数年の非正規を組み込んだ雇用システムのひろがりのなかで、従来の、社会への移行がいろいろ難しくなっているという問題もある。そういうなかで、就職活動のあり方は、従来より、長期化・早期化・過熱化して、学生生活だけが苦しくなっている。しかも、その就職活動で採用される基準というのは、実はとっても曖昧でもあるのだ。
日本学術会議の、回答「大学教育の分野別質保証の在り方について」という文章が、そういうなかで話題を呼んでいるのは、紹介をすでにした。
一読の価値のある文章なので、ぜひどうぞ。
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