ドッグスクール:元トレーナー研修生と和解 賃金未払い分
今日は、会議と追い込みです。あと、企画の相談でフォトジャーナリストの方と相談。ずっと世界の児童労働を追いかけている方で、話もおもしろかったです。というか、いまの世界の児童労働は何が問題になっているのか勉強になりました。
日本では検察の”犯罪”がここにきて、クローズアップされています。たぶん検察は、システムとして、劣化しているのでしょうね。
なにか、社会全体のおかしくなっている。それに対して、やっぱり声を上げるしない。そんなたたかいです。
ドッグスクール:元トレーナー研修生と和解 賃金未払い分(毎日新聞)愛犬にマナーなどを教えるドッグスクール「シッスルハウス」(神奈川県)の元トレーナー研修生が、1日14~15時間の勤務に対し月収は13万円程度で最低賃金を下回っていたとして、未払い分など279万円の支払いを求めた訴訟で、会社側が120万円を支払う内容の和解がこのほど東京地裁で成立した。会社側は当初「トレーナー研修生は落語の内弟子のようなもの」と主張したが、和解は労働者として全面的に認める内容となった。
訴えていたのはNさん。Nさんが加盟する首都圏青年ユニオンなどによると、Nさんは07年3月に入社。午前7時から午後10時ごろまで、上司の指示に従い、犬のしつけや運搬、ふんの処理などをしてきた。08年4月から社長の指示で留学したドイツの施設でも同様の仕事に従事したが、賃金が全く支払われなかったため、1カ月で帰国。同6月に退職した。…
研修生の問題は、外国人労働者の問題として焦点かされていたけれども、そんなことはない、結局、全体の底が落ちていく。「研修であっても労働者だ」というたたかいで、この和解では訓練士の育成期間について、明確に労基法上の労働者であると認めさせたわけだ。こんな状況は、ここだけではない。ほとんどボランティアの扱い、労働の現場はいくつもある。大きく励ます結果だと思う。
« 防衛省天下り ヘリ購入の年最多 富士重、取引停止中はゼロ 三菱電 | トップページ | 子ども・若者の貧困と教育の機会均等 »
「政治」カテゴリの記事
- 寄宿舎の「復活」訴え行進 那須特別支援学校の卒業生保護者ら 「寄宿舎教育を生かして」(2025.07.20)
- 日本に「排外主義」が広がった?否定した研究者が求める外国人政策(2025.07.18)
- 学習塾代が高騰、難関校狙う高所得層が押し上げ 中小淘汰で倒産最多(2025.07.17)
- 追いつめられる子どもたち 「あなたががんばれ」が生んだ緊張と不安(2025.07.15)
- 世界を操る「あの勢力」…ライトな支持層は知らぬ参政党の歴史観(2025.07.14)
「経済」カテゴリの記事
- 寄宿舎の「復活」訴え行進 那須特別支援学校の卒業生保護者ら 「寄宿舎教育を生かして」(2025.07.20)
- 日本に「排外主義」が広がった?否定した研究者が求める外国人政策(2025.07.18)
- 学習塾代が高騰、難関校狙う高所得層が押し上げ 中小淘汰で倒産最多(2025.07.17)
- 追いつめられる子どもたち 「あなたががんばれ」が生んだ緊張と不安(2025.07.15)
- 世界を操る「あの勢力」…ライトな支持層は知らぬ参政党の歴史観(2025.07.14)
「若者」カテゴリの記事
- 博士課程への生活費支援「日本人に限定・留学生は除外」が国益を損なう理由。そもそも“給与が出る”世界のスタンダードから日本は劣後(2025.07.10)
- 歴史学者が憂える政治家の認識 歴史修正主義に甘い日本(2025.07.02)
- 社会の底が抜けたような状況に、論壇誌は(2025.06.10)
- 高校無償化「理念だけでは結果は伴わない」、私立受験機会の拡大が学力格差を広げる訳 義務教育段階での勉強放棄が増える可能性も(2025.05.21)
- 奨学金問題対策全国会議 設立12周年シンポジウム(2025.05.17)
« 防衛省天下り ヘリ購入の年最多 富士重、取引停止中はゼロ 三菱電 | トップページ | 子ども・若者の貧困と教育の機会均等 »
コメント