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2010/08/01

全進研大会2010

 今日は、午前中団地の仕事。昼から、全進研大会に向かい。会場が遠い…。

Img00137201008011448 田中優子さんの講演は、あまり聞けなかった。まあ、ちゃんと本を読まないといけないか。
 その後は、日高教の佐古田さんの「高校生の就労支援と進路保障」という報告を聞く。この間の、高校生の就職をめぐる困難の広がりと、数字的なデータと実態で説明。ほんとうに求人は劇的になくなり、求職は引きずられて減る。

 注目したのが、紹介された北海道の調査。ネットで調べて見ると以下のような記事があった。

高校新卒の未就職者 35%「一度も就職試験受けず」(朝日新聞) 2010年7月2日

 高校を卒業後すぐに就職しなかった人の35%は、就職試験を一度も受けていなかった――。道経済部が新規高卒の未就職者を初めて追跡調査したところ、こんな実態が明らかになった。1カ月後の4月末に正規雇用されていた人は1割に満たず、半数近くは非正規雇用者として働いていたという。
 厳しい雇用情勢を受けて、道内の今春の新規高卒内定率は79.9%と前年度に比べて3.2ポイント低く、全国平均を14ポイントも下回った。道内の3月末の未就職者は2188人。道は道立高校に加え、私立高校や札幌市立高校の協力も得て調査。4月末までに2171人から回答を得た。
 それによると、3月末までに就職試験を一度も受けていなかったのは35.2%、764人。道教委によると、「希望した職種がなかった」が最も多く、「自分が何をしたいのかはっきりしなかった」との理由も目立ったという。
 未受験率が高い理由について、道は高卒求人数の少なさも大きいが、「家庭環境が子どもの職業観を醸成できていない」ことも一つの要因とみている。未就職者の保護者を対象に「就職を希望する子どもとどう向き合ってきたか」を調査し、8月末までにまとめるという。
 また道は、3月末で未就職だった人が4月末にどういう状況にあるかも調べた。正規雇用者として働いていたのは199人で9.2%。1046人(48.2%)が非正規雇用で働いていた。
 「何もしていない」が650人、29.9%。一方で「進学した人」と「正規雇用された人」を除く1961人に今後の希望を尋ねたところ、74.3%が就職を希望したという。

 記事にはないが、実際に就職できなかった(しなかった)理由の最大は、多数受験したが受からなかったというもの。何よりも、この事態は、若者の自立に大きな陰を落としている。そして、多くの未就職者は、非正規やアルバイトにながれ、「ニート」も少なくない。若者の就職という、若者自身の人生の大きな問題について、何の関心も払わず、ただ、儲けの1つの駒のようにしか考えない大企業の社会的な責任意識の欠如。さらには、社会全体に突きつける問題も小さくはない。

 トータルに、この実態を見ていかないと、見えてこないものもありそうだ。一人一人の若者へのよりそいとともに。

 無茶苦茶大きな課題である。

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